2007年01月07日 ガーネットS G3
優勝馬:スリーアベニュー
プロフィール
- 生年月日
- 2002年05月13日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/栗毛
- 戦績
- 国内:14戦6勝
- 総収得賞金
- 199,960,000円
- 母 (母父)
- エナジートウショウ by トウシヨウボーイ
- 馬主
- 永井商事 (株)
- 生産者
- 金成吉田牧場 (浦河)
- 調教師
- 小野 幸治
- 騎手
- 田中 勝春
生産牧場の金成吉田牧場は浦河町の杵臼にありますが、この地区には古くから多くの牧場が並び生産仲間どうしの絆も深いところです。現社長の吉田貴俊さんは2代目で、同地区に5箇所もの分場を持ち、家族3人とスタッフ2名で繁殖牝馬13頭を飼養しています。
先代の父、実さんの時代には産駒のアリオーンが博多ステークス(‘70年 現・金鯱賞)を、レッドイーグルが朝日杯3歳S(’72現2歳S)を夫々中央平地での重賞を制していますが、今回の本馬の快挙は吉田さんの産駒としては初めての重賞制覇となった。
このレースで本馬は直線一気の14頭ごぼう抜きを演じ優勝したが、家族揃ってテレビで応援していた吉田さんは「直線で出てきた時には4着位はあるのかなと思ったけれど、そのまま行って勝ってしまい嬉しいどころかビックリしました。もうみんなでバンザイして大騒ぎでしたよ。」と満面の笑みを浮かべる。
自身の産駒の初制覇には「僕には4人の同級生の生産仲間がいるんですけど、みんながどんどん重賞を取っていくでしょ、林孝輝(06年ダービー、皐月賞2冠馬メイショウサムソンの生産者)も仲の良い友達で、勝った時は嬉しくてしょうがなかった。でも、自分自身は少しあせりを感じていたから、この優勝は本当に嬉しかったし仲間も凄く喜んでくれました。本馬にはデビュー当時から小野先生(幸治調教師)も期待して頂いて、良く面倒を見てくれました。」と仲間や厩舎スタッフに感謝する。
本馬の活躍に「この血統は良く走る。」と、地元の関係者も話していましたが、母のエナジートウショウはトウショウ牧場の基礎牝系を導入したものだ。
母の直ぐ下の全妹がシスタートウショウ(桜花賞)で、さらに現役で活躍中のシーイズトウショウ(セントウルSなど)の母ジェーントウショウも半妹、4代先には名牝シラオキの名がある。
母の産駒は13頭と大変仔出しの良い繁殖馬で、本馬は10番仔。カントリー牧場で繁殖生活を送る半姉のタニノシスター(父ルション)はウォッカ(昨年の阪神JF)を出す活躍を見せ、半兄のスカイアンドリュウ(父ポリッシュパトリオット 京王杯スプリングS2着)は、同町のイーストスタッドに種牡馬入りしている。
吉田さんは「ウォッカがGⅠ取ったときは、物凄く嬉しかったですよ。本当に活躍してくれる血統で仔出しの良い血統でもあります。シラオキとトウショウボーイの血なのでしょうかね。」と語る。
母エナジートウショウは惜しくも昨年亡くなっているが、最期に明け1歳となった半弟(父アグネスタキオン)を残して吉田さんの期待を繋げている。 また、後継馬としては、半姉スリーエナジー(父コマンダーインチーフ)が既に同牧場に繁殖入りしており今年は父デュランダルを出産予定だという。
取材時には奥さんと娘さん2人が居られましたが、たいへん明るい雰囲気の御家族。本馬の新年初頭の活躍に一つ荷を下ろした吉田さんには、仲の良い生産仲間とともに今後への大きな期待がかかる。
先代の父、実さんの時代には産駒のアリオーンが博多ステークス(‘70年 現・金鯱賞)を、レッドイーグルが朝日杯3歳S(’72現2歳S)を夫々中央平地での重賞を制していますが、今回の本馬の快挙は吉田さんの産駒としては初めての重賞制覇となった。
このレースで本馬は直線一気の14頭ごぼう抜きを演じ優勝したが、家族揃ってテレビで応援していた吉田さんは「直線で出てきた時には4着位はあるのかなと思ったけれど、そのまま行って勝ってしまい嬉しいどころかビックリしました。もうみんなでバンザイして大騒ぎでしたよ。」と満面の笑みを浮かべる。
自身の産駒の初制覇には「僕には4人の同級生の生産仲間がいるんですけど、みんながどんどん重賞を取っていくでしょ、林孝輝(06年ダービー、皐月賞2冠馬メイショウサムソンの生産者)も仲の良い友達で、勝った時は嬉しくてしょうがなかった。でも、自分自身は少しあせりを感じていたから、この優勝は本当に嬉しかったし仲間も凄く喜んでくれました。本馬にはデビュー当時から小野先生(幸治調教師)も期待して頂いて、良く面倒を見てくれました。」と仲間や厩舎スタッフに感謝する。
本馬の活躍に「この血統は良く走る。」と、地元の関係者も話していましたが、母のエナジートウショウはトウショウ牧場の基礎牝系を導入したものだ。
母の直ぐ下の全妹がシスタートウショウ(桜花賞)で、さらに現役で活躍中のシーイズトウショウ(セントウルSなど)の母ジェーントウショウも半妹、4代先には名牝シラオキの名がある。
母の産駒は13頭と大変仔出しの良い繁殖馬で、本馬は10番仔。カントリー牧場で繁殖生活を送る半姉のタニノシスター(父ルション)はウォッカ(昨年の阪神JF)を出す活躍を見せ、半兄のスカイアンドリュウ(父ポリッシュパトリオット 京王杯スプリングS2着)は、同町のイーストスタッドに種牡馬入りしている。
吉田さんは「ウォッカがGⅠ取ったときは、物凄く嬉しかったですよ。本当に活躍してくれる血統で仔出しの良い血統でもあります。シラオキとトウショウボーイの血なのでしょうかね。」と語る。
母エナジートウショウは惜しくも昨年亡くなっているが、最期に明け1歳となった半弟(父アグネスタキオン)を残して吉田さんの期待を繋げている。 また、後継馬としては、半姉スリーエナジー(父コマンダーインチーフ)が既に同牧場に繁殖入りしており今年は父デュランダルを出産予定だという。
取材時には奥さんと娘さん2人が居られましたが、たいへん明るい雰囲気の御家族。本馬の新年初頭の活躍に一つ荷を下ろした吉田さんには、仲の良い生産仲間とともに今後への大きな期待がかかる。