重賞ウィナーレポート

2004年05月02日 天皇賞(春) G1

2004年05月02日 京都競馬場 曇 良 芝 3200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:イングランディーレ

プロフィール

生年月日
1999年05月21日 05歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:28戦8勝
総収得賞金
407,003,000円
ホワイトマズル(GB)
母 (母父)
マリリンモモコ  by  リアルシヤダイ(USA)
馬主
吉田 千津
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
清水 美波
騎手
横山 典弘
【取材先:イングランディーレ号の生産者、社台ファーム(事務局)】 


-------見事な逃げ切り勝ちでしたね。昨年の2冠馬ネオユニヴァースと菊花賞馬ザッツザプレンティを送り込み、4強と言われた中での勝利。このようなレース展開に正直驚きもありましたか

 びっくりしました。しかしイングランディーレがもし勝つとすれば、このような展開になるのではないか、という気もありました。


-------昨年の同レースは重賞連勝で挑みながら残念な結果でした。久々にステイヤーとして本馬の存在を再認識させられたような気がします
 
 去年は良い意味で人も馬も張り切ってしまいました。結果こそ伴いませんでしたがあの経験があったからこそ、今年は普段着の競馬が出来たと思っています。


-------これで桜花賞からGI3連勝となりました。牧場での盛り上がりも最高ではないでしょうか。

 はい。まさに最高です。


-------幼駒の頃はどのような性格でしたか?

 おとなしく、誰にでも扱える馬でした。 


-------母マリリンモモコはどのようなお母さんですか?
 
 放任主義で、外に出れば仔の好きなように遊ばせるようなお母さんです。


-------本日の新聞では、6月に英国で行われるゴールドC(GI)への遠征が報道されました。父のホワイトマズルも英国で活躍した馬ですし楽しみですね。

 レース後も変わりないようですので、無事に調整できれば好結果を残せると信じています。 第129回天皇賞(春)は、単勝71倍、10番人気の伏兵イングランディーレが大逃走を決めて優勝、昨年このレースを9着に敗退した雪辱を果たした。イングランディーレの馬主は吉田千津氏、生産者は北海道・千歳市の社台ファーム。母はマリリンモモコ(中央3勝)で、同馬はその第7仔にあたる。