2008年01月20日 京成杯 Jpn3
優勝馬:マイネルチャールズ
プロフィール
- 生年月日
- 2005年04月27日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:5戦3勝
- 総収得賞金
- 207,756,000円
- 母 (母父)
- マイネプリテンダー(NZ) by Zabeel(NZ)
- 馬主
- (株) サラブレッドクラブ・ラフィアン
- 生産者
- ビッグレッドファーム (新冠)
- 調教師
- 稲葉 隆一
- 騎手
- 松岡 正海
本馬の生産牧場は新冠町明和のビッグレッドファーム(代表岡田美佐子氏)。馬主のクラブ法人ラフィアンターフマンクラブ(代表岡田紘和氏)の本拠地でもあり、自前の愛馬での重賞制覇となった。
同牧場のグループとしては、前週のシンザン記念をコスモヴューファーム産のドリームシグナルが制して2週連続の快挙となる。(遅くなりましたがドリームシグナルのレポートも掲載しました。)
生産馬の年間100勝を目標に掲げていた同グループは、昨年、この目標を達成しており、年が明けて直ぐの重賞連覇に同牧場の蛯名マネージャーの表情も明るい。
「レースでは、馬群に包まれる展開になりましたが、狭い所からよく抜け出して根性のあるところを見せてくれましたね。姉がマイネヌーヴェル(フラワーC)で、当初から期待していましたし、真歌トレーニングパークでの育成時代にはトップクラスの動きを見せて騎乗スタッフの期待も大きかった馬です。今回、重賞という壁を破れたので、チャンスが広がりました。GⅠは、なかなか勝てるものではありませんが、順調に行って頑張って貰いたいです。」と、クラシック戦線へ向けて期待は膨らむ。
本馬の母マイネプリテンダー(母の父Zabeel)は、新国産で同牧場が競走馬として輸入した期待馬、中央で4戦し1着1回、2着3回と好走している。繁殖入りして1番仔が前述の全姉マイネヌーヴェル(父ブライアンズタイム)。現在は、この牝系の後継馬として繁殖生活をおくるが、昨年は父ロージズインメイの牝馬を出産している。半兄の5歳マイネルネオス(父ステイゴールド)、4歳マイネルアワグラスは現役で活躍中。
本馬は、5番仔になるが、残念な事に重賞馬を2頭送り出した母は、本馬を忘れ形見に残し3年前に亡くなっている。
腸捻転を起こして死亡したそうだが、蛯名マネージャーは「確か、ダービーの日だったと思いますよ。東京競馬場に出走馬の応援に行っていて、死亡の連絡をもらい残念な思いをした覚えがありますから。」と一瞬顔を曇らして、「本馬には頑張って貰いたいですね。」と念を押すような言葉が今一度もれる。
牧場の夢でもあるダービー制覇だが、牧場孝行をした母親が忘れ形見に本馬を残して、ダービーの日に亡くなったとなると何か因縁を考えずにはいられない。
同牧場では、スタリオン部門への名血の種牡馬の導入に伴い、3年ほど前から多くの繁殖牝馬も導入しており、昨年から多くの生産馬がデビューして活躍している。
長男・岡田紘和氏の活躍を伴った、同グループ総師・岡田繁幸氏のパワフルな競走馬づくりに関しては、今年も話題を欠くことは無いだろう。
同牧場のグループとしては、前週のシンザン記念をコスモヴューファーム産のドリームシグナルが制して2週連続の快挙となる。(遅くなりましたがドリームシグナルのレポートも掲載しました。)
生産馬の年間100勝を目標に掲げていた同グループは、昨年、この目標を達成しており、年が明けて直ぐの重賞連覇に同牧場の蛯名マネージャーの表情も明るい。
「レースでは、馬群に包まれる展開になりましたが、狭い所からよく抜け出して根性のあるところを見せてくれましたね。姉がマイネヌーヴェル(フラワーC)で、当初から期待していましたし、真歌トレーニングパークでの育成時代にはトップクラスの動きを見せて騎乗スタッフの期待も大きかった馬です。今回、重賞という壁を破れたので、チャンスが広がりました。GⅠは、なかなか勝てるものではありませんが、順調に行って頑張って貰いたいです。」と、クラシック戦線へ向けて期待は膨らむ。
本馬の母マイネプリテンダー(母の父Zabeel)は、新国産で同牧場が競走馬として輸入した期待馬、中央で4戦し1着1回、2着3回と好走している。繁殖入りして1番仔が前述の全姉マイネヌーヴェル(父ブライアンズタイム)。現在は、この牝系の後継馬として繁殖生活をおくるが、昨年は父ロージズインメイの牝馬を出産している。半兄の5歳マイネルネオス(父ステイゴールド)、4歳マイネルアワグラスは現役で活躍中。
本馬は、5番仔になるが、残念な事に重賞馬を2頭送り出した母は、本馬を忘れ形見に残し3年前に亡くなっている。
腸捻転を起こして死亡したそうだが、蛯名マネージャーは「確か、ダービーの日だったと思いますよ。東京競馬場に出走馬の応援に行っていて、死亡の連絡をもらい残念な思いをした覚えがありますから。」と一瞬顔を曇らして、「本馬には頑張って貰いたいですね。」と念を押すような言葉が今一度もれる。
牧場の夢でもあるダービー制覇だが、牧場孝行をした母親が忘れ形見に本馬を残して、ダービーの日に亡くなったとなると何か因縁を考えずにはいられない。
同牧場では、スタリオン部門への名血の種牡馬の導入に伴い、3年ほど前から多くの繁殖牝馬も導入しており、昨年から多くの生産馬がデビューして活躍している。
長男・岡田紘和氏の活躍を伴った、同グループ総師・岡田繁幸氏のパワフルな競走馬づくりに関しては、今年も話題を欠くことは無いだろう。