2006年07月16日 アイビスサマーダッシュ G3
優勝馬:サチノスイーティー
プロフィール
- 生年月日
- 2003年04月04日 03歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:10戦4勝
- 総収得賞金
- 157,648,000円
- 父
- カリスタグローリ
- 母 (母父)
- ペルファヴォーレ by アフリート(CAN)
- 馬主
- 佐藤 幸彦
- 生産者
- 信育成牧場 (門別)
- 調教師
- 平井 雄二
- 騎手
- 鈴来 直人
生産牧場の日高町富川の信育成牧場は、名前の通り育成を主体にしており、最近では、ビッグウルフ(ジャパンダートダービー 中央交流)、オースミブライト(神戸新聞杯、京成杯、皐月賞2着)、オースミコスモ(関屋記念、中山牝馬S,福島牝馬S)などの活躍馬を育成・調教して送り出している。
同牧場には1000mのダートコースがあり、育成馬は現在30頭。乗り役を含め10名のスタッフが日常の作業を行なっている。
繁殖牝馬は、6年ほど前から2~3頭を常に所有しているそうですが、今回は、その少数頭の産駒からの重賞制覇となった。
本馬はレースで人気薄ながら、重賞を制している古馬を尻目に堂々と抜け出し快勝したが、同牧場の佐藤信吉社長は
「スタートが良く、前半の先行争いからしっかりと抜け出てきましたよね。ゴールでは3馬身差で勝ちましたが、そのまま行けるとは思わなかったので、勝てると思ったのは残り100mぐらいでした。古馬との競り合いに負けなかったのは、本当に強い馬なのかもしれませんね。重馬場に対応できる蹄を持っているし、51キロの軽ハンデが有利でしたが、よく走ってくれました。私も、昔、南関東や道営で乗って(騎手として)いたので、今回、頑張ってくれた鈴来騎手の初重賞制覇の喜びが分かります。ほんとうに良かった。私自身も、産駒では初めての重賞勝ちなので凄く嬉しいですよ。自分の生産した馬で勝つのは、将来につながる事ですからね。」
と喜びは尽きない。親が常に馬に乗っていた影響か、3人の子供も乗馬に夢中で、長男は今年、明治大学の乗馬部に入ったということで、社長も期待を膨らましている様子。
本馬は幼駒の頃は相当きかない仔だったようだ。母親ペルファヴォーレ(母の父アフリート)は気性が強く、他馬を一緒の放牧地に入れられなかったようで、その気性を引き継いだようだ。
「あの仔には手をやかされましたよ。でも馬は良かった、あまり大きくはありませんでしたけれど、幅があってゴッツイ体でした。父親(カリスタグローリ)に似たのでしょう。短い胴で、当時から短距離からマイルで活躍するのではないかと思いました。もちろん此処で育成しましたが、乗り味も良かったですよ。」(佐藤社長)と、幼駒時代を思い出す。
母ペルファヴォーレは、第1仔に中央と地方で活躍しているカネマサデューク(父ソウルオブザマター)を持ち、本馬は第3仔。全妹の2歳も間もなくデビュー予定、今年は、人気種牡馬のネオユニヴァースを受胎したそうで、兄弟にも期待が掛かる。
本馬は将来、同牧場に戻ってくるそうだが、佐藤社長は
「これからも、無事に走って、戻って来てもらうのを楽しみにしています。でも、うちの本業は育成です。これからも、活躍する競走馬を送り出しますよ。」
と、笑顔で語ってくれました。
同牧場には1000mのダートコースがあり、育成馬は現在30頭。乗り役を含め10名のスタッフが日常の作業を行なっている。
繁殖牝馬は、6年ほど前から2~3頭を常に所有しているそうですが、今回は、その少数頭の産駒からの重賞制覇となった。
本馬はレースで人気薄ながら、重賞を制している古馬を尻目に堂々と抜け出し快勝したが、同牧場の佐藤信吉社長は
「スタートが良く、前半の先行争いからしっかりと抜け出てきましたよね。ゴールでは3馬身差で勝ちましたが、そのまま行けるとは思わなかったので、勝てると思ったのは残り100mぐらいでした。古馬との競り合いに負けなかったのは、本当に強い馬なのかもしれませんね。重馬場に対応できる蹄を持っているし、51キロの軽ハンデが有利でしたが、よく走ってくれました。私も、昔、南関東や道営で乗って(騎手として)いたので、今回、頑張ってくれた鈴来騎手の初重賞制覇の喜びが分かります。ほんとうに良かった。私自身も、産駒では初めての重賞勝ちなので凄く嬉しいですよ。自分の生産した馬で勝つのは、将来につながる事ですからね。」
と喜びは尽きない。親が常に馬に乗っていた影響か、3人の子供も乗馬に夢中で、長男は今年、明治大学の乗馬部に入ったということで、社長も期待を膨らましている様子。
本馬は幼駒の頃は相当きかない仔だったようだ。母親ペルファヴォーレ(母の父アフリート)は気性が強く、他馬を一緒の放牧地に入れられなかったようで、その気性を引き継いだようだ。
「あの仔には手をやかされましたよ。でも馬は良かった、あまり大きくはありませんでしたけれど、幅があってゴッツイ体でした。父親(カリスタグローリ)に似たのでしょう。短い胴で、当時から短距離からマイルで活躍するのではないかと思いました。もちろん此処で育成しましたが、乗り味も良かったですよ。」(佐藤社長)と、幼駒時代を思い出す。
母ペルファヴォーレは、第1仔に中央と地方で活躍しているカネマサデューク(父ソウルオブザマター)を持ち、本馬は第3仔。全妹の2歳も間もなくデビュー予定、今年は、人気種牡馬のネオユニヴァースを受胎したそうで、兄弟にも期待が掛かる。
本馬は将来、同牧場に戻ってくるそうだが、佐藤社長は
「これからも、無事に走って、戻って来てもらうのを楽しみにしています。でも、うちの本業は育成です。これからも、活躍する競走馬を送り出しますよ。」
と、笑顔で語ってくれました。