2005年01月29日 根岸S G3
優勝馬:メイショウボーラー
プロフィール
- 生年月日
- 2001年04月16日 04歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:14戦6勝
- 総収得賞金
- 466,724,000円
- 母 (母父)
- ナイスレイズ(USA) by Storm Cat(USA)
- 馬主
- 松本 好雄
- 生産者
- 日の出牧場 (浦河)
- 調教師
- 白井 寿昭
- 騎手
- 福永 祐一
今年1月9日のガーネットSに続き重賞2連覇の快挙に日の出牧場は沸き立つ。(日の出牧場については当ホームページガーネットSで掲載)
競馬場に応援に駈け付けた鎌田社長は、7馬身差の圧勝にも「強かったですね、まわりの方は直線で決まったと言ってくれましたが、後ろから来るのがいないのか気になりゴールまで安心出来ませんでした」と本心を語りながらも嬉しそうだ。本馬の母ナイスレイズも4月にダンスインザダークの仔のお産を控え順調に過ごしているという。
今回は、父タイキシャトルの近況を取材しました。
父タイキシャトルは現在日の出牧場に近い、浦河町西幌別のイーストスタッドで種牡馬の生活を送っている。昨秋までは静内のアロースタッドに繋養されていたが、2年ごとに両牧場を移動しており今年と来年は同牧場での生活となる。
現役時代の活躍は周知のことだが、1998年には安田記念などGⅠを2勝、海外GⅠにも勝鞍を持ち年度代表馬となっている。
米国産になるが、十勝・広尾のオーナーブリーダー大樹ファームの米国牧場Taiki Farmで生まれ、日本での活躍となった。
本馬は米国生まれの両親(母ナイスレイズは日の出牧場が輸入)を持ち、浦河で誕生した事になる。種牡馬としても本馬の他に、初年度産駒にはGⅠ馬ウィンクリューガーや、昨年のセントウルSを制したゴールデンキャスト(母リターンバンダム、同町バンダム牧場産)等がいて成功している。
イーストスタッドの青木場長は本馬の快挙に「強い勝方をしましたね、(タイキ)シャトルも短い距離は強いし、本馬の肌にはいるストームキャットも良いから、これからは芝だけでなくダートでも活躍してくれるでしょう」と嬉しそう。
青木場長に同馬の所へ案内して頂いたが、3日ほど断続的に降った雪が20cm以上も積もる放牧地で馬服を着て悠々と投げ草を食べていた。ふっくらと肉が付き種牡馬らしい堂々した体格を見せている。「きかないから、近くに来たら逃げてくださいよ」との警告に用心しながら撮影していたら、やがて近くに寄ってきて、威圧する態度を見せる。貫禄充分だ。ちなみに、本馬の母ナイスレイズは人見する馬で、撮影が終わるころには慣れたのか擦り寄って来ていた。本馬の怖い‘親父’と優しい‘おふくろ’ではある。
本馬の半妹で1歳の父マリエンバート(父カーリアン 愛国産 凱旋門賞など)は同スタッド期待の種牡馬で青木場長は「あの仔(半妹)は初年度産駒となりますので楽しみです。本馬の活躍は力強いですね、妹にも頑張って貰いたい」と本馬の兄弟にも期待を膨らます。
日の出牧場の鎌田社長は今年もタイキシャトルを配合する予定だという。第19回根岸S(GIII)は、断然1番人気のメイショウボーラー(牡4)が直線で後続を7馬身ちぎっての楽勝。ガーネットS(GIII)に続く重賞2連勝を飾り、次期ダート王を強烈に印象づけた。
競馬場に応援に駈け付けた鎌田社長は、7馬身差の圧勝にも「強かったですね、まわりの方は直線で決まったと言ってくれましたが、後ろから来るのがいないのか気になりゴールまで安心出来ませんでした」と本心を語りながらも嬉しそうだ。本馬の母ナイスレイズも4月にダンスインザダークの仔のお産を控え順調に過ごしているという。
今回は、父タイキシャトルの近況を取材しました。
父タイキシャトルは現在日の出牧場に近い、浦河町西幌別のイーストスタッドで種牡馬の生活を送っている。昨秋までは静内のアロースタッドに繋養されていたが、2年ごとに両牧場を移動しており今年と来年は同牧場での生活となる。
現役時代の活躍は周知のことだが、1998年には安田記念などGⅠを2勝、海外GⅠにも勝鞍を持ち年度代表馬となっている。
米国産になるが、十勝・広尾のオーナーブリーダー大樹ファームの米国牧場Taiki Farmで生まれ、日本での活躍となった。
本馬は米国生まれの両親(母ナイスレイズは日の出牧場が輸入)を持ち、浦河で誕生した事になる。種牡馬としても本馬の他に、初年度産駒にはGⅠ馬ウィンクリューガーや、昨年のセントウルSを制したゴールデンキャスト(母リターンバンダム、同町バンダム牧場産)等がいて成功している。
イーストスタッドの青木場長は本馬の快挙に「強い勝方をしましたね、(タイキ)シャトルも短い距離は強いし、本馬の肌にはいるストームキャットも良いから、これからは芝だけでなくダートでも活躍してくれるでしょう」と嬉しそう。
青木場長に同馬の所へ案内して頂いたが、3日ほど断続的に降った雪が20cm以上も積もる放牧地で馬服を着て悠々と投げ草を食べていた。ふっくらと肉が付き種牡馬らしい堂々した体格を見せている。「きかないから、近くに来たら逃げてくださいよ」との警告に用心しながら撮影していたら、やがて近くに寄ってきて、威圧する態度を見せる。貫禄充分だ。ちなみに、本馬の母ナイスレイズは人見する馬で、撮影が終わるころには慣れたのか擦り寄って来ていた。本馬の怖い‘親父’と優しい‘おふくろ’ではある。
本馬の半妹で1歳の父マリエンバート(父カーリアン 愛国産 凱旋門賞など)は同スタッド期待の種牡馬で青木場長は「あの仔(半妹)は初年度産駒となりますので楽しみです。本馬の活躍は力強いですね、妹にも頑張って貰いたい」と本馬の兄弟にも期待を膨らます。
日の出牧場の鎌田社長は今年もタイキシャトルを配合する予定だという。第19回根岸S(GIII)は、断然1番人気のメイショウボーラー(牡4)が直線で後続を7馬身ちぎっての楽勝。ガーネットS(GIII)に続く重賞2連勝を飾り、次期ダート王を強烈に印象づけた。