2007年01月14日 日経新春杯 G2
優勝馬:トウカイワイルド
プロフィール
- 生年月日
- 2002年06月03日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:13戦5勝
- 総収得賞金
- 137,618,000円
- 母 (母父)
- ボブズディレンマ(USA) by Mr. Prospector(USA)
- 馬主
- 内村 正則
- 生産者
- 岡部牧場 (浦河)
- 調教師
- 中村 均
- 騎手
- 安藤 勝己
浦河町西舎の岡部牧場は創業が明治41年という歴史のある牧場。
現在は、岡部和宏社長夫妻と先代の父誠さん夫妻4人で繁殖牝馬を6頭飼養している。JRA日高育成場のすぐ近くの天馬街道沿いにある牧場は、日高幌別川の広い河岸段丘にあり平地の放牧地が整然と並んでいる。
かつては、トウカイローマン(1984年 オークス)、テイエムトップダン(1997年 毎日杯)、トウカイパレス(1995年 菊花賞2着)を出しているが、10年ぶりの産駒の重賞制覇に岡部さん親子の表情は明るい。
混戦のレースを制した本馬だったが、岡部(和宏)さんは「直線に入っても詰まった中にいたので行けるのか心配でした。抜けたのは分かったけど、外から来た馬もいたし自分の馬ばかり見ていて、勝ったのかどうか分かりませんでしたよ。すぐにお祝いの電話を頂いて勝ったと思いましたが、実感は湧きませんでした。」とレース直後の印象を穏やかに語る。
岡部さんにとっては、この優勝は喜びとともに大きな安堵感をもたらしたようで「本馬の母はオーナー(内田正則氏)から預かっているものです。オーナー自ら米国のせりで1億円という高値で購入した繁殖馬で、トウカイテイオー(内村氏所有馬)のお嫁さん候補にと考えた期待馬です。当時、うちで生産したトウカイパレス(菊花賞2着)が走っていたのでうちに預けてくれたのですが、凄いプレッシャーもあって、ようやく重賞を勝ってくれてホッとしていますよ。」と笑みを浮かべる。
その母はボブズディレンマ(母の父 Mr. Prosrector)、米国で1勝した後日本に輸入された幅のある大きな馬格を持った繁殖馬。兄弟にはトウカイナンバー(父Danzig デイリー杯3歳S3着)、現役のトウカイボナンザ(父サンデーサイレンス 中央1勝)などがいて本馬は第6仔。
オーナーの計画したトウカイテイオーとの半姉トウカイラブコールはすでに繁殖活動に入り、初仔のトウカイシグナル(3歳 牡 父ブラックホーク)が
昨年新馬戦を制している。
また、今年は注目度NO.1の新種牡馬を配合予定だそうで岡部さんにとっては期待と新たなプレッシャーがかかりそうだ。
前出のトウカイローマンは、同牧場で余生を過ごしているが年を取って見学は出来ません。残念ですがオーナーや生産者の気持ちを御留意くださるようお願いいたします。遠目に撮影させて頂きましたので元気な姿をご覧下さい。
現在は、岡部和宏社長夫妻と先代の父誠さん夫妻4人で繁殖牝馬を6頭飼養している。JRA日高育成場のすぐ近くの天馬街道沿いにある牧場は、日高幌別川の広い河岸段丘にあり平地の放牧地が整然と並んでいる。
かつては、トウカイローマン(1984年 オークス)、テイエムトップダン(1997年 毎日杯)、トウカイパレス(1995年 菊花賞2着)を出しているが、10年ぶりの産駒の重賞制覇に岡部さん親子の表情は明るい。
混戦のレースを制した本馬だったが、岡部(和宏)さんは「直線に入っても詰まった中にいたので行けるのか心配でした。抜けたのは分かったけど、外から来た馬もいたし自分の馬ばかり見ていて、勝ったのかどうか分かりませんでしたよ。すぐにお祝いの電話を頂いて勝ったと思いましたが、実感は湧きませんでした。」とレース直後の印象を穏やかに語る。
岡部さんにとっては、この優勝は喜びとともに大きな安堵感をもたらしたようで「本馬の母はオーナー(内田正則氏)から預かっているものです。オーナー自ら米国のせりで1億円という高値で購入した繁殖馬で、トウカイテイオー(内村氏所有馬)のお嫁さん候補にと考えた期待馬です。当時、うちで生産したトウカイパレス(菊花賞2着)が走っていたのでうちに預けてくれたのですが、凄いプレッシャーもあって、ようやく重賞を勝ってくれてホッとしていますよ。」と笑みを浮かべる。
その母はボブズディレンマ(母の父 Mr. Prosrector)、米国で1勝した後日本に輸入された幅のある大きな馬格を持った繁殖馬。兄弟にはトウカイナンバー(父Danzig デイリー杯3歳S3着)、現役のトウカイボナンザ(父サンデーサイレンス 中央1勝)などがいて本馬は第6仔。
オーナーの計画したトウカイテイオーとの半姉トウカイラブコールはすでに繁殖活動に入り、初仔のトウカイシグナル(3歳 牡 父ブラックホーク)が
昨年新馬戦を制している。
また、今年は注目度NO.1の新種牡馬を配合予定だそうで岡部さんにとっては期待と新たなプレッシャーがかかりそうだ。
前出のトウカイローマンは、同牧場で余生を過ごしているが年を取って見学は出来ません。残念ですがオーナーや生産者の気持ちを御留意くださるようお願いいたします。遠目に撮影させて頂きましたので元気な姿をご覧下さい。