2004年05月09日 NHKマイルC G1
優勝馬:キングカメハメハ
プロフィール
- 生年月日
- 2001年03月20日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:6戦5勝
- 総収得賞金
- 429,733,000円
- 父
- Kingmambo(USA)
- 母 (母父)
- マンファス(IRE) by ラストタイクーン(IRE)
- 馬主
- 金子 真人
- 生産者
- ノーザンファーム (早来)
- 調教師
- 松田 国英
- 騎手
- 安藤 勝己
【取材先:キングカメハメハの生産者、ノーザンファーム(事務局)】
-------おめでとうございます。「とにかく強かった」の一言ですね?
ありがとうございます。確かに強かったですね。東京のマイルを未出走の馬も多かった中、結果的には大きな差が付きました。
-------5馬身差を引き離しての圧勝でしたが、最後のコ゛ール前はどんなお気持ちでしたか?
1ハロン手前くらいから後続を引き離しましたが、最後はまだ余力があったように思います。本来なら2着馬の勝ちパターンでしょうが、このような結果に終わったのは、馬の能力差以外ほかならないでしょう。
-------当日の天候や初めての距離に対する不安はありませんでしたか?
確かに少し雨を含んだ馬場でしたが、条件はどの馬にとっても一緒ですし、その前のレースでも好タイムが出ていましたので、馬場についてはそれ程心配していませんでした。距離については2,000mを中心に競馬をしてきた馬で、東京コースもマイルという距離も初めてだった訳ですが、蓋を開けてみるとこのような結果に終わりました。毎日杯の後、厩舎関係者がある程度この馬の適性を見極めていたのではないか・・・と勝ってみて感じました。
-------毎日杯を勝利した後に「思いのほか早い時期に勲章を得られるかもしれない・・・」と言われていましたが、正にそのとおりとなりましたね。やはり何か馬に変わり身が見られましたか?
変わり身という点では大いに見られました。このレースを間近にしてテレビや専門誌で馬体を見ましたが、全体的に非常に大きな成長を感じ取れました。将来の成馬になった状態を10とすると、牧場時代は3くらいだったでしょうか・・・GⅠを勝った現状況でも、まだまだ最高値には達していないと思いますから、この馬に関してはこれからもっと良くなってゆくのではないでしょうか。
-------NHKマイルC~ダービーというローテーションでは過去にクロフネが挑戦していますが同馬もノーザンファームで手がけた馬だけに、今度こそは・・・の思いが強いのではないでしょうか。
馬主、厩舎、生産・育成牧場と全て同じですし、このローテーションでのダービー挑戦は当初からの予定通りです。まずは第一関門突破といったところでしょうか。ダービーを勝つには今回の更にプラスアルファが欲しいところです。とにかく全力投球が出来るような状態でレースに向かって欲しいです。ただジョッキーもレース後に「右肩上がりの成長」と言っていたように非常に勢いがありますし、このレースまでの短期間の成長度を考えると、それもただのリップサービスに終わらないかもしれませんね。
-------まずはとにかく無事に出走できるといいですね。好結果を期待しています。
皐月賞以降、タ゛ーヒ゛ーこそは・・・と思っている馬も他に居るでしょうし簡単ではありませんが、今回このような派手なパフォーマンスで勝利した事で当日は人気を集めるでしょう。過去にはデビューから3連勝でダービーを制覇したフサイチコンコルドも生産した牧場として、また新たな偉業を達成できればと思います。 第9回NHKマイルCは、1番人気のキングカメハメハがこれまでの記録を1秒7短縮する1分32秒5の驚異的なレコードタイムで優勝。全くムチを使わずに2着以下を5馬身突き離す圧勝ぶりで、一躍ダービーの最有力候補に躍り出た。キングカメハメハの馬主は金子真人氏、生産者は北海道・早来町のノーザンファーム。母マンファスは愛国産の輸入繁殖牝馬で、同馬はその第4仔にあたる。
-------おめでとうございます。「とにかく強かった」の一言ですね?
ありがとうございます。確かに強かったですね。東京のマイルを未出走の馬も多かった中、結果的には大きな差が付きました。
-------5馬身差を引き離しての圧勝でしたが、最後のコ゛ール前はどんなお気持ちでしたか?
1ハロン手前くらいから後続を引き離しましたが、最後はまだ余力があったように思います。本来なら2着馬の勝ちパターンでしょうが、このような結果に終わったのは、馬の能力差以外ほかならないでしょう。
-------当日の天候や初めての距離に対する不安はありませんでしたか?
確かに少し雨を含んだ馬場でしたが、条件はどの馬にとっても一緒ですし、その前のレースでも好タイムが出ていましたので、馬場についてはそれ程心配していませんでした。距離については2,000mを中心に競馬をしてきた馬で、東京コースもマイルという距離も初めてだった訳ですが、蓋を開けてみるとこのような結果に終わりました。毎日杯の後、厩舎関係者がある程度この馬の適性を見極めていたのではないか・・・と勝ってみて感じました。
-------毎日杯を勝利した後に「思いのほか早い時期に勲章を得られるかもしれない・・・」と言われていましたが、正にそのとおりとなりましたね。やはり何か馬に変わり身が見られましたか?
変わり身という点では大いに見られました。このレースを間近にしてテレビや専門誌で馬体を見ましたが、全体的に非常に大きな成長を感じ取れました。将来の成馬になった状態を10とすると、牧場時代は3くらいだったでしょうか・・・GⅠを勝った現状況でも、まだまだ最高値には達していないと思いますから、この馬に関してはこれからもっと良くなってゆくのではないでしょうか。
-------NHKマイルC~ダービーというローテーションでは過去にクロフネが挑戦していますが同馬もノーザンファームで手がけた馬だけに、今度こそは・・・の思いが強いのではないでしょうか。
馬主、厩舎、生産・育成牧場と全て同じですし、このローテーションでのダービー挑戦は当初からの予定通りです。まずは第一関門突破といったところでしょうか。ダービーを勝つには今回の更にプラスアルファが欲しいところです。とにかく全力投球が出来るような状態でレースに向かって欲しいです。ただジョッキーもレース後に「右肩上がりの成長」と言っていたように非常に勢いがありますし、このレースまでの短期間の成長度を考えると、それもただのリップサービスに終わらないかもしれませんね。
-------まずはとにかく無事に出走できるといいですね。好結果を期待しています。
皐月賞以降、タ゛ーヒ゛ーこそは・・・と思っている馬も他に居るでしょうし簡単ではありませんが、今回このような派手なパフォーマンスで勝利した事で当日は人気を集めるでしょう。過去にはデビューから3連勝でダービーを制覇したフサイチコンコルドも生産した牧場として、また新たな偉業を達成できればと思います。 第9回NHKマイルCは、1番人気のキングカメハメハがこれまでの記録を1秒7短縮する1分32秒5の驚異的なレコードタイムで優勝。全くムチを使わずに2着以下を5馬身突き離す圧勝ぶりで、一躍ダービーの最有力候補に躍り出た。キングカメハメハの馬主は金子真人氏、生産者は北海道・早来町のノーザンファーム。母マンファスは愛国産の輸入繁殖牝馬で、同馬はその第4仔にあたる。