2009年05月31日 目黒記念 G2
優勝馬:ミヤビランベリ
プロフィール
- 生年月日
- 2003年03月28日 06歳
- 性別/毛色
- 牡/栗毛
- 戦績
- 国内:17戦5勝
- 総収得賞金
- 297,898,000円
- 母 (母父)
- アステオン by ホリスキー
- 馬主
- 村上 義勝
- 生産者
- 原 武久 (静内)
- 調教師
- 加藤 敬二
- 騎手
- 北村 友一
道悪馬場もなんのその、ミヤビランベリが目黒記念を快勝した。生産は新ひだか町の原武久さん。かつてクラシックの有力候補と名を挙げたサクラロータリーを生産した牧場だ。繁殖牝馬は6頭で、現在は奥様が入院中のため、何頭かの管理馬を一時的に別の牧場に預けている。
原さんに目黒記念の感想を伺うと、
「夢のようです。重賞レースに参加できるだけでも大変なことですし、とにかく無事にゴールインできたらと思って応援していました。」
と、夢見心地の心境を語った。レースは地元のJRAウインズ静内で観戦されたそうで、ゴール前は本馬が着用していた赤色のメンコが、泥んこ馬場のせいで真っ黒になっていき、自分の馬を探すのも苦労したという。
牧場にいた頃の本馬の印象については、
「同じオペラハウス産駒のテイエムオペラオーに似た良い馬でした。」
と、笑顔で振り返る。
本馬の母アステオンは現役時代1勝にとどまったが、繁殖成績は抜群だ。初仔ミヤビパラダイスこそ1戦0勝に終わるも、2番仔ミヤビランベリが重賞を2勝し、昨年はサマー2000シリーズのチャンピオンに輝いた。3番仔ミヤビベガ(父アドマイヤベガ)は安定した成績ぶりで2勝を挙げ、現在は1000万クラスで奮闘中。4番仔ミヤビタカラオー(父ゴールドアリュール)は3歳未勝利だが、近走ダートに矛先を向けると変わり身を見せ、未勝利脱出も近そうだ。
2歳には父ロージズインメイの牝馬がおり、静内白井牧場で育成中。1歳は父ネオユニヴァースの牝馬で順調に過ごしているとのこと。共に、“馬格があって、馬は良いよ”と原さんは太鼓判を押す。
今年は父ロージズインメイの牡馬が無事誕生し、交配相手には再度ロージズインメイが選ばれた。
「今年の当歳も出来は良く、将来は楽しみです。ロージズインメイの代表産駒を目指して欲しいです。」
と、期待を膨らませる。
母アステオンについては、
「本当に仔出しの良い馬ですね。気性的に過敏なところや荒い面もありますが、子育ては上手で受胎率も良いです。」
と、頼もしげに特徴を伝えてくれた。
獲得賞金も増し、ミヤビランベリの次なる舞台にはGⅠレースも選択肢として入ってくるだろう。
「小さい牧場ですし、馬を預かっている以上は常に万全を期して管理したいので、なかなか競馬場まで応援には行けませんが、毎レース故障なく、無事に走ってきて欲しいです。」
と、原さんはエールを送った。原さんの長年の苦労の結晶が今後もターフを沸かせてくれることだろう。
原さんに目黒記念の感想を伺うと、
「夢のようです。重賞レースに参加できるだけでも大変なことですし、とにかく無事にゴールインできたらと思って応援していました。」
と、夢見心地の心境を語った。レースは地元のJRAウインズ静内で観戦されたそうで、ゴール前は本馬が着用していた赤色のメンコが、泥んこ馬場のせいで真っ黒になっていき、自分の馬を探すのも苦労したという。
牧場にいた頃の本馬の印象については、
「同じオペラハウス産駒のテイエムオペラオーに似た良い馬でした。」
と、笑顔で振り返る。
本馬の母アステオンは現役時代1勝にとどまったが、繁殖成績は抜群だ。初仔ミヤビパラダイスこそ1戦0勝に終わるも、2番仔ミヤビランベリが重賞を2勝し、昨年はサマー2000シリーズのチャンピオンに輝いた。3番仔ミヤビベガ(父アドマイヤベガ)は安定した成績ぶりで2勝を挙げ、現在は1000万クラスで奮闘中。4番仔ミヤビタカラオー(父ゴールドアリュール)は3歳未勝利だが、近走ダートに矛先を向けると変わり身を見せ、未勝利脱出も近そうだ。
2歳には父ロージズインメイの牝馬がおり、静内白井牧場で育成中。1歳は父ネオユニヴァースの牝馬で順調に過ごしているとのこと。共に、“馬格があって、馬は良いよ”と原さんは太鼓判を押す。
今年は父ロージズインメイの牡馬が無事誕生し、交配相手には再度ロージズインメイが選ばれた。
「今年の当歳も出来は良く、将来は楽しみです。ロージズインメイの代表産駒を目指して欲しいです。」
と、期待を膨らませる。
母アステオンについては、
「本当に仔出しの良い馬ですね。気性的に過敏なところや荒い面もありますが、子育ては上手で受胎率も良いです。」
と、頼もしげに特徴を伝えてくれた。
獲得賞金も増し、ミヤビランベリの次なる舞台にはGⅠレースも選択肢として入ってくるだろう。
「小さい牧場ですし、馬を預かっている以上は常に万全を期して管理したいので、なかなか競馬場まで応援には行けませんが、毎レース故障なく、無事に走ってきて欲しいです。」
と、原さんはエールを送った。原さんの長年の苦労の結晶が今後もターフを沸かせてくれることだろう。