2006年07月09日 七夕賞 G3
優勝馬:メイショウカイドウ
プロフィール
- 生年月日
- 1999年05月14日 07歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:40戦11勝
- 総収得賞金
- 356,984,000円
- 母 (母父)
- キンセングローリー by ヒツタイトグローリー(GB)
- 馬主
- 松本 好雄
- 生産者
- 森永 正志 (新冠)
- 調教師
- 坂口 正大
- 騎手
- 武 豊
小倉記念(2年連続)、小倉大賞典、北九州記念と4つの重賞を小倉で制覇しているメイショウカイドウ。 今回は、鞍上に同じ武豊を迎え福島競馬での重賞制覇となりましたが、生産牧場の森永正志社長は「良く走ってくれていますね。福島は小倉と似たコースと言われていますが、環境の違う中で先生(坂口正大調教師)方が、レースに合わせて良く仕上げてくれました。“小倉でしか勝てない”と言われてきたので、福島での優勝は、また特別な喜びがあります。今回は59キロの斤量を負って強い勝ち方をしてくれましたが、武騎手があの馬の能力を生かして上手に乗ってくれましたね。さすがでした。」と、感無量といった表情を見せる。
今回のレースは、新設された“サマー2000シリーズ”の初戦での勝利でしたが「実は、今週のせり市(日本競走馬協会セレクトセール)で先生(坂口調教師)と会ったのですが、凄く喜んでいてシリーズの初代チャンピオンへの期待を膨らませていましたよ。」(森永社長)と陣営の意気込みは大きいようだ。
このセレクトセールには本馬の当歳の半妹キンセングローリーの17(牝、母キンセングローリー、父バブルガムフェロー)が上場され、700万円で落札されました。
販売者は、現在この母を供用する同じ新冠の石郷岡牧場で本牧場とは親しい間柄。次男の聡さんは「牝馬だし、そこそこの価格ですよ。売れて良かったですね。」と笑みを浮かべる。前回の取材時にも、移動先での母の活躍が気になっていただけに一安心したようだ。
今まで、本馬の出走する重賞レースには、日帰りをしてでも競馬場まで応援に行っていた次男の聡さんですが、今回は牧草上げの作業の為に行けませんでした。「忙しいので、家を空けられません。僕らが応援に行っても、何も出来ませんけれど、次は行ってあげたいですね。」と、愛馬を思いやる。
森永社長と奥さん、そして聡さんの3人で9頭の繁殖牝馬を飼養する家族経営の牧場に、本馬は、また孝行を成し遂げた。
小倉3冠の勲章に合わせて、この夏はサマー2000シリーズの初代チャンピオンの称号を得るチャンスが訪れたようだ。
今回のレースは、新設された“サマー2000シリーズ”の初戦での勝利でしたが「実は、今週のせり市(日本競走馬協会セレクトセール)で先生(坂口調教師)と会ったのですが、凄く喜んでいてシリーズの初代チャンピオンへの期待を膨らませていましたよ。」(森永社長)と陣営の意気込みは大きいようだ。
このセレクトセールには本馬の当歳の半妹キンセングローリーの17(牝、母キンセングローリー、父バブルガムフェロー)が上場され、700万円で落札されました。
販売者は、現在この母を供用する同じ新冠の石郷岡牧場で本牧場とは親しい間柄。次男の聡さんは「牝馬だし、そこそこの価格ですよ。売れて良かったですね。」と笑みを浮かべる。前回の取材時にも、移動先での母の活躍が気になっていただけに一安心したようだ。
今まで、本馬の出走する重賞レースには、日帰りをしてでも競馬場まで応援に行っていた次男の聡さんですが、今回は牧草上げの作業の為に行けませんでした。「忙しいので、家を空けられません。僕らが応援に行っても、何も出来ませんけれど、次は行ってあげたいですね。」と、愛馬を思いやる。
森永社長と奥さん、そして聡さんの3人で9頭の繁殖牝馬を飼養する家族経営の牧場に、本馬は、また孝行を成し遂げた。
小倉3冠の勲章に合わせて、この夏はサマー2000シリーズの初代チャンピオンの称号を得るチャンスが訪れたようだ。