2005年01月16日 日経新春杯 G2
優勝馬:サクラセンチュリー
プロフィール
- 生年月日
- 2000年04月03日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:17戦6勝
- 総収得賞金
- 296,491,000円
- 父
- サクラローレル
- 母 (母父)
- サクラヒラメキ by ノーザンテースト(CAN)
- 馬主
- (株) さくらコマース
- 生産者
- 谷岡牧場新和分場 (静内)
- 調教師
- 佐々木 晶三
- 騎手
- 佐藤 哲三
本馬の重賞2連覇(前走昨年12/12 鳴尾記念:当HPに掲載)に静内町田原の新和牧場(一昨年谷岡牧場新和分場から改名)はヒートアップしている。
同牧場の谷岡毅社長は、今回も京都競馬場へ応援に駆けつけた。パドックで体重の増えた本馬を見て「体が太く見えないのです。仕上がりが大変良く、レースに臨む態勢が出来上がっていましたよ」と佐々木晶三調教師に感謝しながら、期待をもってレースを観戦したようだ。レースでは、後方待機から外枠を一気にまくり、最速の33秒6の上がりタイムで快勝したが、4コーナーでの厳しい展開にも「外側の状態の良いコースをライバル馬が目指してきた中で、騎手がよく頑張ってくれました」と、状況を理解している谷岡社長は佐藤哲三騎手を讃える。
本馬による、同牧場での久しぶりの重賞2連覇は、期待されていた繁殖馬の母サクラヒラメキ待望の大活躍馬誕生と喜びは重なるが、谷岡社長は「父が(サクラ)ローレルというのがまた嬉しいですね」とすべて身内の中からつくりあげた勝利に嬉しそうだ。
年を越えた母サクラヒラメキは、とても元気でまもなく本馬の全兄弟を出産予定だが、今回はファンの方も多い父サクラローレルの近況を。
1996年天皇賞(春)、有馬記念他を制し年度代表馬になった父サクラローレルは、昨年閉鎖した静内スタリオンステーションより移動して現在は同地区のアロースタッドで種牡馬生活をおくっている。すでに14歳になるが、放牧地での同馬は(中年太り的な)肉は付いてなく、キビキビとした動作で栃栗毛の肌を若々しく見せている。
以前より同馬を知るスタッフは「此処に来て、凄く元気になりましたよ。若いでしょ」と語り、“おつとめ”については「とてもマイペースな馬で自分の好きなようにするのですけれど、迷惑をかけることはありません。上手に進めますよ」とニコリとする。
昨年は75頭の種付けを済ませたようだが、管理する(株)ジェイエスのスタッフは「今年もすでに50頭以上の申し込みがきています。(生産者に)人気も有りますし、サクラセンチュリーの活躍で昨年をかなり上回りそうですね、本馬には早くGIを取って貰いたい」と本音をチラリ。
本馬には天皇賞(春)の父子制覇の期待が懸かるが、谷岡社長も「(サクラ)センチュリーはやはり長いところ(距離)が良さそうですからね」と夢を膨らます。
今年は、サクラローレルをはじめ、日高の種牡馬産駒の活躍が期待されるが、本馬と同じく静内産(タイヘイ牧場)のGI馬(高松宮記念)サニングデールが今月JBBA静内種馬場に種牡馬入り、HBA門別種馬場にも1月25日に名血Kris Sの直仔Kicken Krisが期待を担い種牡馬入りする。
本馬には,是非ともGIのタイトルを獲得して貰い、日高の生産界をさらに盛り上げて頂きたい。天皇賞を占う伝統の一戦、第52回日経新春杯(GII)は、単勝2番人気のサクラセンチュリーが直線の追い比べを制して優勝。昨年の鳴尾記念(GIII)に続く重賞2連勝を決め、春の盾に向けて幸先のよいスタートを切った。
同牧場の谷岡毅社長は、今回も京都競馬場へ応援に駆けつけた。パドックで体重の増えた本馬を見て「体が太く見えないのです。仕上がりが大変良く、レースに臨む態勢が出来上がっていましたよ」と佐々木晶三調教師に感謝しながら、期待をもってレースを観戦したようだ。レースでは、後方待機から外枠を一気にまくり、最速の33秒6の上がりタイムで快勝したが、4コーナーでの厳しい展開にも「外側の状態の良いコースをライバル馬が目指してきた中で、騎手がよく頑張ってくれました」と、状況を理解している谷岡社長は佐藤哲三騎手を讃える。
本馬による、同牧場での久しぶりの重賞2連覇は、期待されていた繁殖馬の母サクラヒラメキ待望の大活躍馬誕生と喜びは重なるが、谷岡社長は「父が(サクラ)ローレルというのがまた嬉しいですね」とすべて身内の中からつくりあげた勝利に嬉しそうだ。
年を越えた母サクラヒラメキは、とても元気でまもなく本馬の全兄弟を出産予定だが、今回はファンの方も多い父サクラローレルの近況を。
1996年天皇賞(春)、有馬記念他を制し年度代表馬になった父サクラローレルは、昨年閉鎖した静内スタリオンステーションより移動して現在は同地区のアロースタッドで種牡馬生活をおくっている。すでに14歳になるが、放牧地での同馬は(中年太り的な)肉は付いてなく、キビキビとした動作で栃栗毛の肌を若々しく見せている。
以前より同馬を知るスタッフは「此処に来て、凄く元気になりましたよ。若いでしょ」と語り、“おつとめ”については「とてもマイペースな馬で自分の好きなようにするのですけれど、迷惑をかけることはありません。上手に進めますよ」とニコリとする。
昨年は75頭の種付けを済ませたようだが、管理する(株)ジェイエスのスタッフは「今年もすでに50頭以上の申し込みがきています。(生産者に)人気も有りますし、サクラセンチュリーの活躍で昨年をかなり上回りそうですね、本馬には早くGIを取って貰いたい」と本音をチラリ。
本馬には天皇賞(春)の父子制覇の期待が懸かるが、谷岡社長も「(サクラ)センチュリーはやはり長いところ(距離)が良さそうですからね」と夢を膨らます。
今年は、サクラローレルをはじめ、日高の種牡馬産駒の活躍が期待されるが、本馬と同じく静内産(タイヘイ牧場)のGI馬(高松宮記念)サニングデールが今月JBBA静内種馬場に種牡馬入り、HBA門別種馬場にも1月25日に名血Kris Sの直仔Kicken Krisが期待を担い種牡馬入りする。
本馬には,是非ともGIのタイトルを獲得して貰い、日高の生産界をさらに盛り上げて頂きたい。天皇賞を占う伝統の一戦、第52回日経新春杯(GII)は、単勝2番人気のサクラセンチュリーが直線の追い比べを制して優勝。昨年の鳴尾記念(GIII)に続く重賞2連勝を決め、春の盾に向けて幸先のよいスタートを切った。