2004年03月20日 フラワーC G3
優勝馬:ダンスインザムード
プロフィール
- 生年月日
- 2001年04月10日 03歳
- 性別/毛色
- 牝/青鹿毛
- 戦績
- 国内:3戦3勝
- 総収得賞金
- 538,878,000円
- 母 (母父)
- ダンシングキイ(USA) by Nijinsky(CAN)
- 馬主
- (有) 社台レースホース
- 生産者
- 社台ファーム (千歳)
- 調教師
- 藤沢 和雄
- 騎手
- 武 豊
【取材先:ダンスインザムード号の生産者、社台ファーム(事務局)】
-------ダンスインザムード号の優勝、おめでとうございます。非常に強い勝ち方でしたね。
ありがとうございます。結果的に完勝でしたが、馬場状態も悪かったですしゴール入線するまではドキドキしながら観ていました。
-------先週のフィリーズレビュー(ムーヴオブサンデー)に続き2週連続で桜花賞トライアルを制覇しました。ずばり本番ではどちらが有力だと思いますか?
昨日の新聞にはムーヴオブサンデーが、今日の新聞にはダンスインザムードが取り上げられていましたよ。今年は、この2頭の他にも、ギミーシェルター(父サンデーサイレンス、母オークツリー、美浦・鈴木康弘厩舎)が出走権を得ており、久々に牝馬クラシック路線にこれだけの頭数を送り出すとともに、印がつくような馬を送り出せることは、生産牧場として冥利に尽きます。
-------本馬について、1歳時の社台サラブレッドクラブのパンフレットには「きつい性格で闘志をむき出しにした時の走りにはとにかく迫力があり・・・」と書かれています。名牝の母ダンシングキイの産駒として、兄や姉とどんな点が似ていますか。また、逆に兄姉とは何か違う点がありますか?
度胸があって物覚えが良いのは兄姉共通です。馬場に出て駆け足に行くまでは跳んで跳ねて元気一杯なところも兄姉に似ています。この馬だけ特別に何か違うというようなことはありませんが、調教コースで監視台にいる人間に物見しながらも併せ馬の相手を置き去りにした、というのが「いかにも」といったエピソードらしいエピソードでしょうか。
-------母ダンシングキイには今年アグネスタキオンの仔が生まれる予定ですね。
まだ生まれていませんが、きっと素晴らしい馬が生まれると期待しています。
桜花賞トライアル・第18回フラワーCは、断然の1番人気に推されたダンスインザムードが、2番手から余裕たっぷりに抜け出して快勝。ノメるような重馬場を難なく克服し、無敗の3連勝で桜花賞に名乗りを上げた。
ダンスインザムードの馬主は(有)社台レースホース。生産者は、北海道・千歳市の社台ファーム。母はダンスインザダーク、ダンスパートナーの母ダンシングキイ(1983生、鹿毛、父Nijinsky、母Key Partner)で、本馬はその12番目の産駒にあたる。