2004年06月06日 安田記念 G1
優勝馬:ツルマルボーイ
プロフィール
- 生年月日
- 1998年03月05日 06歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:29戦7勝
- 総収得賞金
- 582,924,000円
- 馬主
- 鶴田 任男
- 生産者
- 浜本牧場 (門別)
- 調教師
- 橋口 弘次郎
- 騎手
- 安藤 勝己
本馬のふるさとは門別町・豊田の濱本牧場。昨年8月の台風災害で最も大きな被害を受けた地域だが、本牧場は山側の高い位置にあり難を免れた。現在は被害を受けた厚別(あっぺつ)川流域も生産者の弛まない努力でかなり復興し、青々とした牧草地が広がっている。本馬のGⅠ制覇は地域の明るい話題になったようだ。
濱本牧場は昨年父俊則氏より経営を引き継いだ濱本泰彰社長を中心に2名のスタッフとともに繁殖馬14頭を繋養する牧場。良く整備された牧柵がやまの裾野まで続いている。
本レースに濱本社長は東京競馬場に日帰りで応援に行ったそうだが、レース展開に「4コーナーでは馬群の壁ができて、負けると思いました。良く割ってグリーンベルト(今回仮柵がはずされた内ラチ6mの勝負を握る良状態のコース)を捉えてくれましたね。すごい騎手ですよ」と安藤勝巳騎手を讃える。ゴールの瞬間は隣にいた馬主の鶴田任男氏を「勝った一瞬呆然としていましたよ。本当に嬉しそうでした。」と冷静に語りながらも、本牧場開業以来の本馬のGⅠ初制覇に濱本社長の喜びは量りきれないものがある。本馬の血統は先代より大切に引き継いできたものだ。
本馬の母はファンの多い名牝ツルマルガール(父サッカーボーイ)だが、祖母エプソムガール、曾祖母ゲシー、で四代母のジャヌワを青森より導入、本牧場で選び、造り上げてきた血統を継ぐ。
本馬は初仔で幼駒の頃はおとなしく、目立たない仔だったそうだが兄弟には、半弟の5歳ツルマルファイター(父フォーティナイナー・中央28戦4勝2着7回)など活躍馬がいて、2歳の半弟(父バブルガムフェロー)はデビューを控えて調教中、ことしは全妹の仔が4月16日に誕生した。この当歳には中央での活躍とともに良血を継ぐ期待がかかる。
本馬はこのあと宝塚記念の雪辱を目指すが、このGⅠ制覇に濱本社長の夢は大きく膨らむ。 春のマイルGI、第54回安田記念は雨で渋った馬場のなか、6番人気のツルマルボーイが直線で自慢の豪脚を繰りだして、念願のGI制覇を達成。マイル戦には2年6カ月ぶりの参戦での快挙だった。通算成績は29戦7勝。重賞は平成14年の中京記念(GIII)、金鯱賞(GII)に続いて3勝目となった。ツルマルボーイの馬主は鶴田任男氏、生産者は北海道・門別町の浜本牧場。母ツルマルガール(中央14戦5勝)も同牧場の生産馬で、本馬はその初仔にあたる。
濱本牧場は昨年父俊則氏より経営を引き継いだ濱本泰彰社長を中心に2名のスタッフとともに繁殖馬14頭を繋養する牧場。良く整備された牧柵がやまの裾野まで続いている。
本レースに濱本社長は東京競馬場に日帰りで応援に行ったそうだが、レース展開に「4コーナーでは馬群の壁ができて、負けると思いました。良く割ってグリーンベルト(今回仮柵がはずされた内ラチ6mの勝負を握る良状態のコース)を捉えてくれましたね。すごい騎手ですよ」と安藤勝巳騎手を讃える。ゴールの瞬間は隣にいた馬主の鶴田任男氏を「勝った一瞬呆然としていましたよ。本当に嬉しそうでした。」と冷静に語りながらも、本牧場開業以来の本馬のGⅠ初制覇に濱本社長の喜びは量りきれないものがある。本馬の血統は先代より大切に引き継いできたものだ。
本馬の母はファンの多い名牝ツルマルガール(父サッカーボーイ)だが、祖母エプソムガール、曾祖母ゲシー、で四代母のジャヌワを青森より導入、本牧場で選び、造り上げてきた血統を継ぐ。
本馬は初仔で幼駒の頃はおとなしく、目立たない仔だったそうだが兄弟には、半弟の5歳ツルマルファイター(父フォーティナイナー・中央28戦4勝2着7回)など活躍馬がいて、2歳の半弟(父バブルガムフェロー)はデビューを控えて調教中、ことしは全妹の仔が4月16日に誕生した。この当歳には中央での活躍とともに良血を継ぐ期待がかかる。
本馬はこのあと宝塚記念の雪辱を目指すが、このGⅠ制覇に濱本社長の夢は大きく膨らむ。 春のマイルGI、第54回安田記念は雨で渋った馬場のなか、6番人気のツルマルボーイが直線で自慢の豪脚を繰りだして、念願のGI制覇を達成。マイル戦には2年6カ月ぶりの参戦での快挙だった。通算成績は29戦7勝。重賞は平成14年の中京記念(GIII)、金鯱賞(GII)に続いて3勝目となった。ツルマルボーイの馬主は鶴田任男氏、生産者は北海道・門別町の浜本牧場。母ツルマルガール(中央14戦5勝)も同牧場の生産馬で、本馬はその初仔にあたる。