2009年12月05日 鳴尾記念 G3
優勝馬:アクシオン
プロフィール
- 生年月日
- 2003年03月29日 06歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:16戦6勝
- 総収得賞金
- 251,077,000円
- 母 (母父)
- グレイテストヒッツ(USA) by Dixieland Band(USA)
- 馬主
- 中田 徹
- 生産者
- 坂東牧場 (平取)
- 調教師
- 二ノ宮 敬宇
- 騎手
- 藤田 伸二
阪神競馬場で行われた鳴尾記念(G3)はアクシオンが鋭い切れ味を発揮して快勝。屈腱炎のため4、5歳時を棒に振ったが、ケガを乗り越えて見事初重賞制覇を果たした。
本馬の生産は平取町にある坂東牧場。現在、芝スプリント路線を沸かせているビービーガルダンや毎日王冠(G2)の優勝馬チョウサンなどを生産している。
同牧場総務部の荒木一仁さんは、「堅実な馬ですし、入着はできるだろうと思って見ていました。メンバーは揃っていましたが、強い勝ち方でしたね。デビューこそ遅かったですけど、その後は順調に勝ち上がっていけましたし、菊花賞(G1)でも5着にきた馬ですから、どこかで重賞を勝てるだろうと期待していました。牧場一同、喜んでいます。」と、笑顔で語る。
本馬の母グレイテストヒッツは外国産馬で、現役時代1勝。アクシオンの牧場時代は特にトラブルもなく、順調に育ったという。「脚元に持病(屈腱炎)のある馬ですが、辛抱強くケアしていただいたおかげで重賞を勝つことができました。休養期間が長かったので6歳のわりに若いです。引っ掛かる馬ではないですし、今後も芝の中長距離で活躍して欲しいですね。」と、荒木さんは希望を託す。サンデーサイレンス直仔の遅れてきた大物に今後も注目だ。
同牧場では育成にも力を入れており、屋根付き坂路コースや角馬場、屋内馬場、ウォーキングマシン、調教をチェックするモニタールームに至るまで充実した施設を備え、数多くの重賞勝ち馬が巣立っている。鳴尾記念翌日に行われたジャパンカップダート(G1)で2着に詰め寄ったシルクメビウスも1歳時から同牧場で預かっていた馬だ。「シルクメビウスも評価の高かった馬でしたよ。来年はG1を勝って欲しいですね。」(荒木さん)先週の阪神競馬では同牧場の生産・育成馬が大舞台を盛り上げていた。
最近では朝日杯フューチュリティS(Jpn1)の勝ち馬セイウンワンダーが同牧場で夏の充電期間を過ごし、菊花賞(G1)では3着に好走。現在は生産馬ビービーガルダンが休養に来ており、念願のG1獲りへ向けて故郷で英気を養っている。来年は阪急杯(G3)から始動の予定だという。
同牧場での鍛錬を経て大レースで奮闘する馬は目立ってきており、今後も幾多の活躍馬を送り出していくに違いない。牧場経営の中で同牧場が重きを置いていることを伺うと、
「良い馬を育てるために、人を育てることを重要視しています。と、荒木さん。こうした生産・育成馬の躍進はスタッフの努力の賜物なのだろう。人材重視の牧場経営は着実に実を結んでいる。
本馬の生産は平取町にある坂東牧場。現在、芝スプリント路線を沸かせているビービーガルダンや毎日王冠(G2)の優勝馬チョウサンなどを生産している。
同牧場総務部の荒木一仁さんは、「堅実な馬ですし、入着はできるだろうと思って見ていました。メンバーは揃っていましたが、強い勝ち方でしたね。デビューこそ遅かったですけど、その後は順調に勝ち上がっていけましたし、菊花賞(G1)でも5着にきた馬ですから、どこかで重賞を勝てるだろうと期待していました。牧場一同、喜んでいます。」と、笑顔で語る。
本馬の母グレイテストヒッツは外国産馬で、現役時代1勝。アクシオンの牧場時代は特にトラブルもなく、順調に育ったという。「脚元に持病(屈腱炎)のある馬ですが、辛抱強くケアしていただいたおかげで重賞を勝つことができました。休養期間が長かったので6歳のわりに若いです。引っ掛かる馬ではないですし、今後も芝の中長距離で活躍して欲しいですね。」と、荒木さんは希望を託す。サンデーサイレンス直仔の遅れてきた大物に今後も注目だ。
同牧場では育成にも力を入れており、屋根付き坂路コースや角馬場、屋内馬場、ウォーキングマシン、調教をチェックするモニタールームに至るまで充実した施設を備え、数多くの重賞勝ち馬が巣立っている。鳴尾記念翌日に行われたジャパンカップダート(G1)で2着に詰め寄ったシルクメビウスも1歳時から同牧場で預かっていた馬だ。「シルクメビウスも評価の高かった馬でしたよ。来年はG1を勝って欲しいですね。」(荒木さん)先週の阪神競馬では同牧場の生産・育成馬が大舞台を盛り上げていた。
最近では朝日杯フューチュリティS(Jpn1)の勝ち馬セイウンワンダーが同牧場で夏の充電期間を過ごし、菊花賞(G1)では3着に好走。現在は生産馬ビービーガルダンが休養に来ており、念願のG1獲りへ向けて故郷で英気を養っている。来年は阪急杯(G3)から始動の予定だという。
同牧場での鍛錬を経て大レースで奮闘する馬は目立ってきており、今後も幾多の活躍馬を送り出していくに違いない。牧場経営の中で同牧場が重きを置いていることを伺うと、
「良い馬を育てるために、人を育てることを重要視しています。と、荒木さん。こうした生産・育成馬の躍進はスタッフの努力の賜物なのだろう。人材重視の牧場経営は着実に実を結んでいる。