2007年07月08日 プロキオンS G3
優勝馬:ワイルドワンダー
プロフィール
- 生年月日
- 2002年03月19日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:16戦8勝
- 総収得賞金
- 349,584,000円
- 母 (母父)
- ワルツダンサー by サンデーサイレンス(USA)
- 馬主
- 草間 庸文
- 生産者
- 静内フジカワ牧場 (静内)
- 調教師
- 久保田 貴士
- 騎手
- 蛯名 正義
前走のアンタレスSの優勝時に、生産者の藤川靖仁社長は「あの鋭い末脚が本馬の本来の姿」と語っていたが、今回のレースでも3角から進出して、後方から一気の追い込みで差し切る強いレースを見せつけた。
愛馬の出走するレースには、お世話になっているオーナー(草間庸文氏)や調教師(久保田貴士師)に申し訳ないと競馬場に駆けつける藤川社長だが、このレースの当日は、牧草上げの最中で行けなかった。レースはそんな忙しい作業の手を休めて、奥さんと共に自宅のテレビで観戦したそうだ。
「前走は出産と重なり、今回もまた行けませんでした。3走前(コーラルS 1着)から、あの馬本来の姿がキープされ、精神的にも大人になってきたようです。これもすべて皆さんが努力されている結果ですからね。ダート、マイルが適正と見られていましたが、ブライアンズタイムにサンデーサイレンスが肌に入る血統なので色々な距離への適性は可能だと思います。これからワンステップ上ってのレースでも活躍してくれると思いますので、オーナーや先生の為にも是非、ビッグタイトルを取れるように頑張って貰いたいですね。三木田さん(三木田明仁牧場 メイショウバトラーの生産者 同地区の豊畑にある)の所の馬が頑張っているので、同じダート路線で一緒に活躍してくれたら嬉しいです。」と陣営への感謝と共に今後の活躍を楽しみにしている様子。
母ワルツダンサーは、Mr.Prospector の肌にサンデーサイレンスを父に持つ良血馬。本馬の兄弟のラインドライブ(4歳 牡 父グラスワンダー)は先日の鹿島特別で優勝、オペラブラーボ(3歳 牡 父オペラハウス)も既に中央で勝ちあがり活躍している。
今年生まれた全妹の当歳は、母と広い放牧地でのんびりしていたが、カメラを向けると、こちらにやって来ては鼻を擦り寄せる。本馬の全兄弟だけに、牧場の期待が掛かる1頭だ。
当歳を夜間放牧できない状況の中、毎日、夜中の3時頃から長時間の放牧に出して、運動量の確保をするなどの努力を続ける藤川さん。今回の本馬の快挙後には、勉学のために家を出ている3人のお子さんからお祝いの電話が入り、レースのことや母ワルツダンサーと産駒のことなどで話は尽きなかったという。
優しい笑顔を浮かべて嬉しそうに語る藤川さんを見ると、本馬の快挙は、忙しい藤川夫妻にとっては‘家族の楽しい会話’という温かいプレゼントにもなったようだ。
愛馬の出走するレースには、お世話になっているオーナー(草間庸文氏)や調教師(久保田貴士師)に申し訳ないと競馬場に駆けつける藤川社長だが、このレースの当日は、牧草上げの最中で行けなかった。レースはそんな忙しい作業の手を休めて、奥さんと共に自宅のテレビで観戦したそうだ。
「前走は出産と重なり、今回もまた行けませんでした。3走前(コーラルS 1着)から、あの馬本来の姿がキープされ、精神的にも大人になってきたようです。これもすべて皆さんが努力されている結果ですからね。ダート、マイルが適正と見られていましたが、ブライアンズタイムにサンデーサイレンスが肌に入る血統なので色々な距離への適性は可能だと思います。これからワンステップ上ってのレースでも活躍してくれると思いますので、オーナーや先生の為にも是非、ビッグタイトルを取れるように頑張って貰いたいですね。三木田さん(三木田明仁牧場 メイショウバトラーの生産者 同地区の豊畑にある)の所の馬が頑張っているので、同じダート路線で一緒に活躍してくれたら嬉しいです。」と陣営への感謝と共に今後の活躍を楽しみにしている様子。
母ワルツダンサーは、Mr.Prospector の肌にサンデーサイレンスを父に持つ良血馬。本馬の兄弟のラインドライブ(4歳 牡 父グラスワンダー)は先日の鹿島特別で優勝、オペラブラーボ(3歳 牡 父オペラハウス)も既に中央で勝ちあがり活躍している。
今年生まれた全妹の当歳は、母と広い放牧地でのんびりしていたが、カメラを向けると、こちらにやって来ては鼻を擦り寄せる。本馬の全兄弟だけに、牧場の期待が掛かる1頭だ。
当歳を夜間放牧できない状況の中、毎日、夜中の3時頃から長時間の放牧に出して、運動量の確保をするなどの努力を続ける藤川さん。今回の本馬の快挙後には、勉学のために家を出ている3人のお子さんからお祝いの電話が入り、レースのことや母ワルツダンサーと産駒のことなどで話は尽きなかったという。
優しい笑顔を浮かべて嬉しそうに語る藤川さんを見ると、本馬の快挙は、忙しい藤川夫妻にとっては‘家族の楽しい会話’という温かいプレゼントにもなったようだ。