2007年02月18日 フェブラリーS G1
優勝馬:サンライズバッカス
プロフィール
- 生年月日
- 2002年04月30日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:18戦6勝
- 総収得賞金
- 411,476,000円
- 父
- ヘネシー(USA)
- 母 (母父)
- リアルサファイヤ by リアルシヤダイ(USA)
- 馬主
- 松岡 隆雄
- 生産者
- ヤナガワ牧場 (門別)
- 調教師
- 音無 秀孝
- 騎手
- 安藤 勝己
ヤナガワ牧場の事務所にお伺いすると、玄関から応接間にいたるまでお祝いの花が山となっている。GⅠ優勝となるとお祝いの数も多くなるものだが、これだけの量は凄い。同牧場の梁川正克社長と正普(まさひろ)専務の人徳の成すところですが、多くの重賞馬を出しながら悲願の中央GⅠ初制覇をした事に対する生産仲間や関係者の賞賛の気持ちでもあるようだ。
東京競馬場へ応援に行った社長と専務は、ゴール手前でのセーフティリードを取った本馬の快心のレースにも、他馬の追い上げにゴールまでは安心できなかったようだ。
梁川社長は、本馬の快挙に「GⅠの優勝は牧場をやっている者にとっての夢だからね、良くやってくれましたよ。小さい時から元気な仔で、育成場に行ってからは取り扱いが難しく、競馬を出来る馬かと心配していました。デビューしてからも芝で成績が出ませんでしたけれど、福島でダートを使って(未勝利戦 1着)一変してからの活躍には驚いています。これからのレースも期待もしてしまいますが、競馬は何が起こるかわかりませんので自然体で受け止めていきたいです。」と嬉しそうに語る。
本馬の母リアルサファイヤ(母の父 リアルシャダイ)は日高に古くから引き継がれる牝系で同牧場産。自身もフラワーCに優勝している活躍馬で、産駒には期待がかかっており、半兄に中央6勝のホーセンホーライ(父 リヴリア)などがいる。しかし、2年上の半姉ブライトサファイヤ(父サンダーガルチ)の出産前には苦労があったようで、正普専務は当時を振り返る。「母親が疝痛で開復手術をしたのですが、ずっと付き添っていてもう母親はダメかと思いました。無事だったので諦めずにいたら回復して無事出産してくれました。本馬は次に産まれた仔ですから諦めないで本当に良かったと思いますよ。」と。
元気になった母リアルサファイヤは、1年のシャトルで日本に来ていたヘネシー(父Storm Cat)を迎えて梁川親子の期待に応える本馬を誕生させた。
今年、初めてのGⅠ馬が日高から出たという事で、今週の生産者や関係者の話題はやはり本馬と梁川牧場の事となる。多くの人が「梁川さんのGⅠは初めてだったのですね。あんなに走っていたので意外でしたよ。」というように、同牧場ではサンライズペガサス(産経大阪杯他)、システィーナ(京都牝馬特別)、アラシ(中京記念他)、プライドキム(交流全日本2歳優駿)など多くの活躍馬を輩出している。
獣医師の梁川社長がJRAの専門機関誌で腱の発育に必要だと判断して、本馬の育成時代から力を入れている中期育成(夜間放牧)の効果も表れ、今後の産駒の活躍にも大きな期待がかかりそうだ。
東京競馬場へ応援に行った社長と専務は、ゴール手前でのセーフティリードを取った本馬の快心のレースにも、他馬の追い上げにゴールまでは安心できなかったようだ。
梁川社長は、本馬の快挙に「GⅠの優勝は牧場をやっている者にとっての夢だからね、良くやってくれましたよ。小さい時から元気な仔で、育成場に行ってからは取り扱いが難しく、競馬を出来る馬かと心配していました。デビューしてからも芝で成績が出ませんでしたけれど、福島でダートを使って(未勝利戦 1着)一変してからの活躍には驚いています。これからのレースも期待もしてしまいますが、競馬は何が起こるかわかりませんので自然体で受け止めていきたいです。」と嬉しそうに語る。
本馬の母リアルサファイヤ(母の父 リアルシャダイ)は日高に古くから引き継がれる牝系で同牧場産。自身もフラワーCに優勝している活躍馬で、産駒には期待がかかっており、半兄に中央6勝のホーセンホーライ(父 リヴリア)などがいる。しかし、2年上の半姉ブライトサファイヤ(父サンダーガルチ)の出産前には苦労があったようで、正普専務は当時を振り返る。「母親が疝痛で開復手術をしたのですが、ずっと付き添っていてもう母親はダメかと思いました。無事だったので諦めずにいたら回復して無事出産してくれました。本馬は次に産まれた仔ですから諦めないで本当に良かったと思いますよ。」と。
元気になった母リアルサファイヤは、1年のシャトルで日本に来ていたヘネシー(父Storm Cat)を迎えて梁川親子の期待に応える本馬を誕生させた。
今年、初めてのGⅠ馬が日高から出たという事で、今週の生産者や関係者の話題はやはり本馬と梁川牧場の事となる。多くの人が「梁川さんのGⅠは初めてだったのですね。あんなに走っていたので意外でしたよ。」というように、同牧場ではサンライズペガサス(産経大阪杯他)、システィーナ(京都牝馬特別)、アラシ(中京記念他)、プライドキム(交流全日本2歳優駿)など多くの活躍馬を輩出している。
獣医師の梁川社長がJRAの専門機関誌で腱の発育に必要だと判断して、本馬の育成時代から力を入れている中期育成(夜間放牧)の効果も表れ、今後の産駒の活躍にも大きな期待がかかりそうだ。