2005年10月29日 武蔵野S G3
優勝馬:サンライズバッカス
プロフィール
- 生年月日
- 2002年04月30日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:10戦5勝
- 総収得賞金
- 411,476,000円
- 父
- ヘネシー(USA)
- 母 (母父)
- リアルサファイヤ by リアルシヤダイ(USA)
- 馬主
- 松岡 隆雄
- 生産者
- ヤナガワ牧場 (門別)
- 調教師
- 音無 秀孝
- 騎手
- 佐藤 哲三
本馬のふるさとは門別町福満のヤナガワ牧場。10月9日の毎日王冠を制し、当レース翌日の天皇賞に出走したサンライズペガサスの生産牧場でもある。
土日の重賞レースに愛馬が出走しただけに、先週末の同牧場は沸き立っていたようだ。
東京競馬場へ駆けつけた専務の梁川正晋さんは「生産馬が一度に二つの重賞に出られることは滅多に無いですから、泊りがけで行ってきました。(サンライズ)ペガサスは残念(12着)でしたけれども、レースの展開もあり、仕方ありませんね。ここまで来られただけでも嬉しいですよ」と、先ずはサンライズペガサスを讃える。
本馬は未勝利戦を勝ってから4連勝と突き進み、前走のダービーグランプリ(交流GⅠ、盛岡)でライバルとなったカネヒキリ(父フジキセキ、ノーザンファーム産)に2着と惜敗しているが、今回の雪辱に梁川専務は「3キロの斤量差があったので差は縮まると思いましたよ。スタートが良くは無かったのですが、4角で、ここしか無いというタイミングで出してくれたジョッキー(佐藤哲三騎手)が上手く乗ってくれました。最後は脚を使う馬なので期待はしましたが、良く勝ってくれました。でも、(斤量差があったので)本当に勝ったとは思わないですよ」と笑顔を見せながらも、今後の実力勝負に期待をかける。
本馬の父ヘネシー(父の父Storm Cat)は馴染みが少ないが2002年の1年だけシャトルで来た種牡馬、産駒の2歳時の登録は58頭いるが、専務は「芝で走らなかったのが、福島でダートに変えてから走っている。父の(芝・ダート兼用の)適応性がダートに出たのでしょうかね」と結果を出した配合に自信の様子。
母リアルサファイヤ(母の父リアルシャダイ、’89フラワーC)も同牧場産で祖母ワールドサファイヤ(祖母の父サーペンフロ)からの後継馬。産駒は9仔いるが、本馬は第8仔になる。兄にはホーセンホーライ(父リヴリア、中央6勝)など、5歳半姉ブライトサファイヤ(父サンダーガルチ)は、今年血統後継馬として牧場に戻ってきたそうだが、「馬が良いので、良い仔を出すでしょう。スピード馬でもつけたいですね」(専務)と期待がかかる。楽しみだという半妹の1歳(父クロフネ)は管内の育成場で中期育成中だという。
梁川専務は「いよいよ古馬との戦いとなりました」と同期のライバルたちと挑戦するGⅠ戦(ジャパンカップダート)に夢を膨らます。先輩サンライズペガサスとともに重賞戦線に楽しみの続く梁川牧場だ。第10回武蔵野S(GIII)は、佐藤哲三騎乗の2番人気サンライズバッカス(牡3歳、父ヘネシー)が直線残り200mで先頭に躍り出ると、ダート4連勝中のカネヒキリの猛追を1馬身3/4抑えて先頭でゴール。嬉しい重賞初制覇を決めた。
土日の重賞レースに愛馬が出走しただけに、先週末の同牧場は沸き立っていたようだ。
東京競馬場へ駆けつけた専務の梁川正晋さんは「生産馬が一度に二つの重賞に出られることは滅多に無いですから、泊りがけで行ってきました。(サンライズ)ペガサスは残念(12着)でしたけれども、レースの展開もあり、仕方ありませんね。ここまで来られただけでも嬉しいですよ」と、先ずはサンライズペガサスを讃える。
本馬は未勝利戦を勝ってから4連勝と突き進み、前走のダービーグランプリ(交流GⅠ、盛岡)でライバルとなったカネヒキリ(父フジキセキ、ノーザンファーム産)に2着と惜敗しているが、今回の雪辱に梁川専務は「3キロの斤量差があったので差は縮まると思いましたよ。スタートが良くは無かったのですが、4角で、ここしか無いというタイミングで出してくれたジョッキー(佐藤哲三騎手)が上手く乗ってくれました。最後は脚を使う馬なので期待はしましたが、良く勝ってくれました。でも、(斤量差があったので)本当に勝ったとは思わないですよ」と笑顔を見せながらも、今後の実力勝負に期待をかける。
本馬の父ヘネシー(父の父Storm Cat)は馴染みが少ないが2002年の1年だけシャトルで来た種牡馬、産駒の2歳時の登録は58頭いるが、専務は「芝で走らなかったのが、福島でダートに変えてから走っている。父の(芝・ダート兼用の)適応性がダートに出たのでしょうかね」と結果を出した配合に自信の様子。
母リアルサファイヤ(母の父リアルシャダイ、’89フラワーC)も同牧場産で祖母ワールドサファイヤ(祖母の父サーペンフロ)からの後継馬。産駒は9仔いるが、本馬は第8仔になる。兄にはホーセンホーライ(父リヴリア、中央6勝)など、5歳半姉ブライトサファイヤ(父サンダーガルチ)は、今年血統後継馬として牧場に戻ってきたそうだが、「馬が良いので、良い仔を出すでしょう。スピード馬でもつけたいですね」(専務)と期待がかかる。楽しみだという半妹の1歳(父クロフネ)は管内の育成場で中期育成中だという。
梁川専務は「いよいよ古馬との戦いとなりました」と同期のライバルたちと挑戦するGⅠ戦(ジャパンカップダート)に夢を膨らます。先輩サンライズペガサスとともに重賞戦線に楽しみの続く梁川牧場だ。第10回武蔵野S(GIII)は、佐藤哲三騎乗の2番人気サンライズバッカス(牡3歳、父ヘネシー)が直線残り200mで先頭に躍り出ると、ダート4連勝中のカネヒキリの猛追を1馬身3/4抑えて先頭でゴール。嬉しい重賞初制覇を決めた。