2007年06月17日 マーメイドS G3
優勝馬:ディアチャンス
プロフィール
- 生年月日
- 2001年02月02日 06歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:28戦7勝
- 総収得賞金
- 173,922,000円
- 母 (母父)
- マルカムーンライト by マルゼンスキー
- 馬主
- 寺田 千代乃
- 生産者
- 笹地牧場 (浦河)
- 調教師
- 清水 出美
- 騎手
- 武 豊
浦河町杵臼の笹地牧場は、十勝に抜ける主要道路の天馬街道が間もなく山間に入るという地域にある。
本馬の殊勲は、牧場の生産馬としてはダイイチオイシ(1989年函館3歳ステークス)以来18年振りになるため、その喜びは大きかったようだ。
過去にはカツタイコウ(カブトヤマ記念、目黒記念、日本経済賞)、アチーブスター(桜花賞)、インターボイジャー(札幌3歳S)と前述のダイイチオイシの重賞馬を輩出。現在、牧場は3代目の笹地清幸社長と悦子さんの夫妻が2名のスタッフと共に10頭の繁殖牝馬を飼養している。
今回の嬉しい愛馬の優勝を、種付のため阪神まで応援に行けなくなった笹地さんだが、さすがに嬉しそうで奥さんの悦子さんと共に穏やかな笑顔が絶えない。「マルゼンスキー(母の父)が入っているので、元々2400m位までは行けると思っていたのですが、初めての距離(2000m)が心配でしたね。でも直線に入って抜け出した時の脚色を見たら一番良かったので、勝てそうだと思い力が入りました。本当に良かった。私の代になって間もなくダイイチオイシやインターボイジャーが重賞を取ってくれたのですが、本当に久し振りなので嬉しいですよ。重賞を取るって難しいものですよね。」とホッとした様子。
悦子さんの「18年振りですからね、主人とも私たちの代では、もう重賞は無いかもしれないと話していたので、勝ってくれて本当に嬉しいです。」と言う言葉に喜びの大きさが伺われる。
笹地さんをさらに喜ばせたのは、自らが大切にしていた牧場の代表後継馬の産駒だったからだ。「3代母(祖祖母フオーテリング)が、牧場に入ってきたとき、私は高校生で親父さんを手伝っていた時でした。親父さんに頼んでシャトウゲイを付けるように頼んだのが最初です。生まれた祖母(アヤテンリュウ)がダイイチオイシなどを出してくれ、そのダイイチの全兄弟となる母(父マルゼンスキー)のマルカムーンライトが本馬を出してくれました。思い入れのある母系で牧場の孝行馬たちです。2代後まで活躍馬を継いで5代血統表の母系が全部、笹地牧場産にするのが夢ですね。」と夢は膨らむ。
その夢を叶えるためには、本馬が同牧場に戻り3代目として繁殖入りする事に期待が掛かるが「これからも、本馬のレースには競馬場まで行って、馬主さん(寺田千代乃氏)と応援しながらお願いしなくてはなりませんね。」と笹地さん。
本馬は、この後、函館での参戦の話もあるようで、応援にも行きやすくなると笹地さんを喜ばしている。6歳ながら、勢いの出てきた今、サマーシリーズ
のチャンピオンへの期待も掛かる笹地牧場だ。
本馬の殊勲は、牧場の生産馬としてはダイイチオイシ(1989年函館3歳ステークス)以来18年振りになるため、その喜びは大きかったようだ。
過去にはカツタイコウ(カブトヤマ記念、目黒記念、日本経済賞)、アチーブスター(桜花賞)、インターボイジャー(札幌3歳S)と前述のダイイチオイシの重賞馬を輩出。現在、牧場は3代目の笹地清幸社長と悦子さんの夫妻が2名のスタッフと共に10頭の繁殖牝馬を飼養している。
今回の嬉しい愛馬の優勝を、種付のため阪神まで応援に行けなくなった笹地さんだが、さすがに嬉しそうで奥さんの悦子さんと共に穏やかな笑顔が絶えない。「マルゼンスキー(母の父)が入っているので、元々2400m位までは行けると思っていたのですが、初めての距離(2000m)が心配でしたね。でも直線に入って抜け出した時の脚色を見たら一番良かったので、勝てそうだと思い力が入りました。本当に良かった。私の代になって間もなくダイイチオイシやインターボイジャーが重賞を取ってくれたのですが、本当に久し振りなので嬉しいですよ。重賞を取るって難しいものですよね。」とホッとした様子。
悦子さんの「18年振りですからね、主人とも私たちの代では、もう重賞は無いかもしれないと話していたので、勝ってくれて本当に嬉しいです。」と言う言葉に喜びの大きさが伺われる。
笹地さんをさらに喜ばせたのは、自らが大切にしていた牧場の代表後継馬の産駒だったからだ。「3代母(祖祖母フオーテリング)が、牧場に入ってきたとき、私は高校生で親父さんを手伝っていた時でした。親父さんに頼んでシャトウゲイを付けるように頼んだのが最初です。生まれた祖母(アヤテンリュウ)がダイイチオイシなどを出してくれ、そのダイイチの全兄弟となる母(父マルゼンスキー)のマルカムーンライトが本馬を出してくれました。思い入れのある母系で牧場の孝行馬たちです。2代後まで活躍馬を継いで5代血統表の母系が全部、笹地牧場産にするのが夢ですね。」と夢は膨らむ。
その夢を叶えるためには、本馬が同牧場に戻り3代目として繁殖入りする事に期待が掛かるが「これからも、本馬のレースには競馬場まで行って、馬主さん(寺田千代乃氏)と応援しながらお願いしなくてはなりませんね。」と笹地さん。
本馬は、この後、函館での参戦の話もあるようで、応援にも行きやすくなると笹地さんを喜ばしている。6歳ながら、勢いの出てきた今、サマーシリーズ
のチャンピオンへの期待も掛かる笹地牧場だ。