2008年02月11日 共同通信杯 Jpn3
優勝馬:ショウナンアルバ
プロフィール
- 生年月日
- 2005年02月13日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:4戦3勝
- 総収得賞金
- 125,093,000円
- 母 (母父)
- シャンラン(IRE) by Great Commotion(USA)
- 馬主
- 国本 哲秀
- 生産者
- 桑田牧場 (荻伏)
- 調教師
- 二ノ宮 敬宇
- 騎手
- 蛯名 正義
本馬は、共同通信杯で重賞初制覇を果たし今年のクラシック戦線に名乗りをあげた。
1年前には1歳上の姉ショウナンタレント(父アグネスタキオン)がフラワーカップを制して、牝馬クラシックに向かっており姉に続いてクラシック戦線に名乗りをあげた。
繁殖牝馬14頭という中規模牧場では快挙に値するもので、牧場と本馬の母親シャンランの功績は大きい。
母シャンラン(母の父Great Commotion)は、米国キーンランドのせり市で桑田美智代社長が購入した繁殖牝馬。
同牧場の先代の父忠さんから引き継いだ美智代さんが導入したもので、競走成績を重視しての選択となったようだ。母シャンランは仏国で4勝をあげているが、快速馬Brigadier Gerard の血が肌に入っていることが決め手になったようで、シャンランという美しい馬名と綺麗な容姿も桑田さんの気持ちを後押ししていたという。
本馬は、Brigadier Gerard の3x5という血統になることにも配慮して父に注目のウォーエンブレムを選んだそうだ。
レース当日は、お産が遅れていた繁殖馬を看視するため、自宅で母親の三枝子さんとスタッフの藤原さんと3人でテレビでの応援となった。
桑田さんは「向う正面で顔をあげて落ち着かない様子で心配しましたが、直線で抜け出てきた時は3人で大騒ぎ、お母さんも一緒になって飛び跳ねていました。馬主さん(国本哲秀氏)や先生(二ノ宮師)が当初からクラシック戦に期待を抱いていた馬ですから結果が出て嬉しいですね。先生からは、うるさくて困った馬だと言われますけれど幼駒の頃は、素直で可愛い仔だったんですよ。競馬場に行って闘争心が出て‘燃える仔’になってきたのでしょうか。」と愛仔を顧みる。
幼駒の頃は、食欲旺盛で母親のミルクでは足りないと自前のミルクを与えていたそうで、きかない面も見せていたそうだが甘える姿に愛着を持ったようだ。
伺う話の中にも、オーナーと調教師、生産者の信頼関係が感じ取れる。
父親のウォーエンブレムは、サンデーサイレンスの次代種牡馬と期待されて社台スタリオンに導入された馬だが、相手を選ぶ事が有名で種付頭数も少ない。
産駒は活躍しているが本馬が初めての重賞優勝馬となる。
「種付に行った時、少し待たされてシャンランは落ち着かない様子だったのですが、種付場で対面するとお互いに一目ぼれの状態でした。二頭とも乗り気満々で、スムーズに1回で済みました。最初から良い状況の中にあった仔でしたね。産まれた時も男の仔らしいしっかりとした馬格を持ち、大きくて綺麗な仔でした。オーラを感じさせましたね。」と桑田さんは振り返る。
姉弟の殊勲に他の兄弟も気になる所だが、半姉にショウナンガッド(父フジキセキ)が現役で活躍中、2歳の半妹(父シンボリクリスエス)はデビューに向け調教中だ。
今年は、4月22日にアグネスタキオンの仔が誕生予定だが、姉ショウナンタレントの全兄弟となる。
22日は、5年前に亡くなった父忠さんの誕生日だったという桑田さんは「父の誕生日に予定通りに産まれて欲しいですね。男の仔だったら嬉しい。」と父親を想う。
母シャンランの導入時には心配していたという桑田さんのお父さんだが、今、娘さんの活躍を天国で一番喜んでいるのかも知れない。
1年前には1歳上の姉ショウナンタレント(父アグネスタキオン)がフラワーカップを制して、牝馬クラシックに向かっており姉に続いてクラシック戦線に名乗りをあげた。
繁殖牝馬14頭という中規模牧場では快挙に値するもので、牧場と本馬の母親シャンランの功績は大きい。
母シャンラン(母の父Great Commotion)は、米国キーンランドのせり市で桑田美智代社長が購入した繁殖牝馬。
同牧場の先代の父忠さんから引き継いだ美智代さんが導入したもので、競走成績を重視しての選択となったようだ。母シャンランは仏国で4勝をあげているが、快速馬Brigadier Gerard の血が肌に入っていることが決め手になったようで、シャンランという美しい馬名と綺麗な容姿も桑田さんの気持ちを後押ししていたという。
本馬は、Brigadier Gerard の3x5という血統になることにも配慮して父に注目のウォーエンブレムを選んだそうだ。
レース当日は、お産が遅れていた繁殖馬を看視するため、自宅で母親の三枝子さんとスタッフの藤原さんと3人でテレビでの応援となった。
桑田さんは「向う正面で顔をあげて落ち着かない様子で心配しましたが、直線で抜け出てきた時は3人で大騒ぎ、お母さんも一緒になって飛び跳ねていました。馬主さん(国本哲秀氏)や先生(二ノ宮師)が当初からクラシック戦に期待を抱いていた馬ですから結果が出て嬉しいですね。先生からは、うるさくて困った馬だと言われますけれど幼駒の頃は、素直で可愛い仔だったんですよ。競馬場に行って闘争心が出て‘燃える仔’になってきたのでしょうか。」と愛仔を顧みる。
幼駒の頃は、食欲旺盛で母親のミルクでは足りないと自前のミルクを与えていたそうで、きかない面も見せていたそうだが甘える姿に愛着を持ったようだ。
伺う話の中にも、オーナーと調教師、生産者の信頼関係が感じ取れる。
父親のウォーエンブレムは、サンデーサイレンスの次代種牡馬と期待されて社台スタリオンに導入された馬だが、相手を選ぶ事が有名で種付頭数も少ない。
産駒は活躍しているが本馬が初めての重賞優勝馬となる。
「種付に行った時、少し待たされてシャンランは落ち着かない様子だったのですが、種付場で対面するとお互いに一目ぼれの状態でした。二頭とも乗り気満々で、スムーズに1回で済みました。最初から良い状況の中にあった仔でしたね。産まれた時も男の仔らしいしっかりとした馬格を持ち、大きくて綺麗な仔でした。オーラを感じさせましたね。」と桑田さんは振り返る。
姉弟の殊勲に他の兄弟も気になる所だが、半姉にショウナンガッド(父フジキセキ)が現役で活躍中、2歳の半妹(父シンボリクリスエス)はデビューに向け調教中だ。
今年は、4月22日にアグネスタキオンの仔が誕生予定だが、姉ショウナンタレントの全兄弟となる。
22日は、5年前に亡くなった父忠さんの誕生日だったという桑田さんは「父の誕生日に予定通りに産まれて欲しいですね。男の仔だったら嬉しい。」と父親を想う。
母シャンランの導入時には心配していたという桑田さんのお父さんだが、今、娘さんの活躍を天国で一番喜んでいるのかも知れない。