2010秋 北海道馬産地見学ガイドツアー

馬産地見学ガイドツアーレポート[ツアー3日目]

ツアー3日目:ツアー最終日。
最終日もスタリオンを中心に盛りだくさんです!

2010年10月3日

レックススタッド


3日目はレックススタッドからスタート
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ツアー最終日の最初の目的地はレックススタッド。レックススタッドに着くと、まるで種牡馬展示会のように、スクリーンヒーロー、マツリダゴッホ、スリーロールス、ヒシミラクルといったG1ウイナーの繋養種牡馬たちが参加者の待つ場所へと姿を見せてくれました。その後は放牧地での自由見学ということで、お目当ての馬を柵沿いでずっと見つめる参加者、カメラを構える参加者、朝の気持ちいい空気に包み込まれながら、広い敷地を全て巡る参加者など、それぞれが見学を楽しんでいました。

アロースタッド


自由見学ではお目当ての馬がいる放牧地へと向かいました
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アロースタッドでは地方競馬の名馬アジュディミツオーや大種牡馬ブライアンズタイム、イーストスタッドから移動してきたばかりのタイキシャトルなどとのご対面。

ブライアンズタイムは、亡くなったオグリキャップやスーパークリークと同じ25歳。それでも87頭の種付をこなす報告には参加者からはどよめきが起こりました。

スズカフェニックスやスズカマンボ、サウスヴィグラスらG1ウイナーの展示終了後にはブライアンズタイムとの記念撮影会やバランスオブゲームとのツーショット撮影会が行われ、参加者はカメラを片手に楽しいひと時を過ごしていました。

JBBA静内種馬場


フォーティナイナーと記念撮影
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サイアーオブサイアーとして幾多の種牡馬を送り出してきたフォーティナイナー、世界の大レースで活躍してきたヨハネスブルグのほか、「このスタリオンで一番人気(遊佐課長)」というイシノサンデーなどを見学。

種牡馬見学の後は、遊佐種馬課長の案内で種付所の見学も。普段の見学では立ち入ることが出来ない場所だけに、説明に耳を傾けていました。

門別競馬場(昼食)


3日目の昼食は門別競馬場でジンギスカン
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この日の昼食会場となったのは門別競馬場。ホッカイドウ競馬の開催日でなかったのは残念でしたが「馬産地見学ガイドツアー特別」競走が行なわれる競馬場とあって、関心も高かった様子。新しく、コンパクトな競馬場に初めて来たという参加者も多かったようです。

昼食に用意されたのはジンギスカン。普段、開催中でしか食べられない特製ジンギスカンとあって多くの方が羊肉と独特の風味を持つタレに舌鼓を打っていました。

社台スタリオンステーション


いよいよディープインパクトの登場です
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参加者の期待が最も高かった目的地のひとつ、社台SS。展示される種牡馬のほとんどがかつて日本の馬場を沸かせたスターホースたち。参加者もメモリカードを使い切らんとばかりにカメラのシャッターを切っていました。

案内をしてくれた三輪さんの分かりやすい説明の中、オールドファンにはたまらないトウカイテイオーや、新しい競馬ファンを獲得したディープインパクトなど、世代を問わない名馬たちを続々と展示していただき大満足の様子でした。

ノーザンファーム


分かりやすく説明をしていただきました
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牧場見学では最後となったのはディープインパクトの生まれ故郷でもあるノーザンファーム。事務局の白﨑さんにバスに同乗していただき、案内していただきながら施設内をバスで巡ります。

繁殖厩舎や放牧地、また、幾多の名馬が駆け上がった屋内直線坂路コースなど、日本一の牧場に相応しい日本一の施設に、誰もが声を失ったかのように見入っていました。

その施設を前に「もっとも注意をしていることは、繁殖牝馬の管理です」という言葉には、参加者にとっても馬生産の難しさ、奥深さを考えるきっかけになったようでした。

ノーザンホースパーク


自由見学にも関わらず、多くの方は厩舎見学をしていました
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ツアーの最後は、馬のテーマパークであるノーザンホースパークで自由行動。自由行動であるにもかかわらず、多くの方のお目当てはダイナガリバーやトウカイポイント、デルタブルースといった繋養馬たちの見学。夕飼い時間ということで厩舎内見学で多くの名馬との再会を果たしていました。

また、ちょうどこの日はスプリンターズSが行われたこともあり、レストランに入って携帯電話のテレビでレースを見ていた参加者も見られました。

満足そうな表情を浮かべている参加者もいれば、これでツアーが終わってしまうのが残念なのか、寂しげな表情を浮かべた参加者も見られました。