第3回担い手経営管理研修が開催される
10月22日夜、新冠町中央町にある新冠町レ・コード館シアターにおいて、令和8年度第3回担い手経営管理研修が開催された。
担い手経営管理研修は、公益社団法人日本軽種馬協会による軽種馬経営高度化指導研修(軽種馬経営技術指導者養成・技術普及)事業のひとつ。馬産地において喫緊の課題となっている担い手を支援する体制づくりのための研修で、軽種馬生産・育成牧場の経営者・後継者、自治体や農業協同組合の職員などが対象となっている。
今年度3回目となった研修には、軽種馬生産牧場、育成牧場の経営者やマネージャー、管理責任者、従業員、事務員や日高軽種馬農業協同組合、日高管内の農業協同組合の職員やアドバイザーなど約40人がオンラインを含め出席。講師には弁護士法人第一法律事務所の弁護士で代表社員である村中徹氏を招いた。
講師を務めた村中徹氏は、1991年3月に神戸大学法学部法律学科を卒業。1995年4月に司法修習を修了し弁護士登録、2008年1月に弁護士法人第一法律事務所を設立し、パートナー(社員弁護士)に就任、2026年1月に代表社員に就任した。
2023年7月からは財務省コンプライアンス推進会議アドバイザーとして活動。JRA日本中央競馬会の馬主としても知られ、2022年2月からは一般社団法人阪神馬主協会監事、2025年2月からは理事として尽力している。
これまでに法律に関する多数の著書を出版。昨年9月からは公益社団法人日本軽種馬協会が発行するJBBAニュースにおいて、「軽種馬取引の法律問題Q&A」という連載もしている。
「競走馬の生産・育成とリスクの管理-経営者として留意すべき法的知識-」を演題にした講演で村中徹氏は、競走馬の生産・育成という事業の特殊性を踏まえたリスク管理について、法的なトラブルやリスクはどのようなことに起因して生じるのか、競走馬の生産・育成にまつわるトラブルの場面・事例を紹介し、各場面・事例に即した法的な留意点、把握すべき法的知識は何か、競走馬の生産・育成事業の運営にまつわるトラブルの場面・事例を紹介し、経営・人事管理についての法的な留意点は何か、それぞれ説明。軽種馬生産・育成に必要な法的知識を把握することの重要性、契約、合意等の文書化、証拠化の重要性、経営者として法的リスクについての感度を高めることの重要性を強調した。
続いて公益社団法人日本軽種馬協会の顧問弁護士を長年務め、法律問題のデータを監修している赤坂西法律事務所の弁護士である鍋谷博敏氏があいさつ。リスクを感じ取る重要性について言及した。















