馬産地ニュース

札幌馬主協会の馬産地懇談会が開催される

  • 2026年10月30日
  • 22回目を迎えた馬産地懇談会
    22回目を迎えた馬産地懇談会
  • 講師として招かれた福永祐一氏
    講師として招かれた福永祐一氏
  • 会員相互の親睦を深めた立食懇談会
    会員相互の親睦を深めた立食懇談会

 10月19日夜、一般社団法人札幌馬主協会が主催する第22回馬産地懇談会が、新ひだか町静内吉野町にある静内エクリプスホテル2階エクリプスホールにおいて開催された。

 この馬産地懇談会は、一般社団法人札幌馬主協会の事業の一環。会員の多くが牧場関係者であることから、毎年秋に馬産地の中心である新ひだか町にて開催している。講師を招いての講演と立食懇談会の2部構成で、第22回目となった本年は、栗東の福永祐一調教師を講師に招聘した。

 馬産地講演会には一般社団法人札幌馬主協会会長理事の岡田牧雄氏、事業サービス委員会委員長の秋谷壽之氏、事業サービス委員会副委員長の吉田哲哉氏、常務理事の岡田紘和氏といった馬主協会の役員や会員、日高軽種馬農業協同組合代表理事組合長の古川雅且氏、JRA日本中央競馬会から札幌競馬場場長の二村啓介氏、日高育成牧場場長の吉田年伸氏、副場長の佐藤文夫氏など約100人が出席。講演はグリーンチャンネルキャスターの岡部玲子氏が進行を務めた。

 講師として招かれた福永祐一氏は、1976年生まれ、滋賀県出身。1993年4月にJRA競馬学校騎手課程に入学。1996年3月に騎手免許を取得した(栗東・北橋修二厩舎)。2006年3月にフリー(栗東)となり、2023年2月に騎手を引退した。騎手時代の通算成績は19,497戦2,636勝(JRA)、607戦87勝(地方)、27戦5勝(海外)。日本ダービー(G1)はワグネリアン(2018年)とコントレイル(2020年)とシャフリヤール(2021年)で3回、皐月賞(G1)はコントレイル(2020年)とジオグリフ(2022年)で2回、菊花賞(G1)はエピファネイア(2013年)とコントレイル(2020年)で2回、オークス(G1)はダイワエルシエーロ(2004年)とシーザリオ(2005年)とローブデコルテ(2007年)で3回、桜花賞(G1)はプリモディーネ(1999年)とラインクラフト(2005年)で2回、天皇賞(春)(G1)はワールドプレミア(2021年)、天皇賞(秋)(G1)はジャスタウェイ(2013年)、ジャパンC(G1)はコントレイル(2021年)で制覇した。

 2023年に調教師免許を取得。2024年3月に開業した。10月18日までに通算79勝を記録。ドロップオブライトで2024年のCBC賞(G3)と2025年のターコイズS(G3)、ランフォーヴァウで2024年のデイリー杯2歳S(G2)、ダイヤモンドノットで2025年の京王杯2歳S(G2)、2026年のファルコンS(G3)、2026年のスワンS(G2)、メイショウハチローで2026年のマイルChS南部杯(Jpn1)に優勝している。

 講演は会員から事前に寄せられた質問をメインに進行。若駒はもちろん、古馬に関して、どのタイミングで入厩をさせたらいいのか、入厩させるまでにどの程度、どういうことをやっておけばいいのか?、ジョッキーの選択は福永祐一先生がしているのですか?、調教をやっていくなかでスタッフにどういう風に教えていくんでしょうか?、よい歩かせ方とは?、走るフォームを教えていく具体的な方法とは?、馬具の重要性を教えてください、若駒が入厩してくるときに大切なこと、求めることは何ですか?、馬の気持ちをコントロールすることで行っていることっていうのがあったら教えていただきたい、走る馬の共通点を知りたい、当歳や1歳を見るときに重視するところはどこですか?、調教師として勝ちたいレースは?といったことについて、ホワイトボードを使いながらわかりやすく説明した。