Blooming GROUPが新育成施設「Tomikawa Hills」のお披露目会を行う
競走馬の生産・育成を一貫して手がける(株)Blooming(諏訪守代表取締役)は、北海道日高町富川東に、東京ドーム約28個分に相当する総面積130haの敷地で、生産と初期育成、中期育成、後期育成を集約した施設の 「Tomikawa Hills(トミカワ ヒルズ)」を開場。10月21日には新しく完成した中期・後期育成施設を中心としたお披露目会が行われた。
この日、駆け付けた報道関係者と競馬関係者を前にした諏訪守代表は、まず、後期育成馬が管理される厩舎において施設の説明を行った。
厩舎の通路幅は5.5mと広めに取られている上に、過去の気象データから夏の南風がどのように吹くのか調べた上で、風の通りやすい向きに厩舎を建てている。しかも天井には換気用のファンが設置されているので、屋内施設とは思えない程の開放感もある。
また、後期育成馬が管理される厩舎の近くにはトレッドミルに加えて、低酸素トレッドミルも設置されていた。この施設では運動の強度を高めていくだけでなく、休養に来た現役馬のリハビリも行われていた。
その後、報道関係者と競馬関係者は屋内坂路へと移動。900mの直線坂路コースは自然の丘陵地を生かす形状となっており、高低差は32m、走路幅は8m、最大斜度は6.0%となっている。3.5%以上の勾配で4ハロンの時計を出せる作りは、栗東トレーニングセンターの坂路と同じ勾配であり、屋内坂路コースの隣には、1,100mの周回コースも併設されている。
その後は中期育成の厩舎と放牧地へと移動。24haの放牧地は傾斜が続いているだけでなく、直線距離で約700mの長方形の形状をしており、現在は27頭の育成馬を放牧されていた。厩舎内では今年の京成杯(G3)を勝利した、グリーンエナジーの全弟となる、シンバルⅡの2026(牡、父スワーヴリチャード)もお披露目され、この充実した環境で逞しく育っている姿を披露した。
お披露目会の最後に挨拶に立った諏訪守代表は、「日高地区では多くの競走馬が生産されており、その中にはクラシックに行けるだけの器を持っている馬もいます。施設だけでなく、優れたホースマンの力も合わせることで、その能力を引き上げることは可能だと思います。この施設から日高で誕生したクラシックホースを送り出すことで、これまで以上に、せりなどにおける日高産馬の価値を高めていきたいと考えています」と今後のビジョンを語っていた。















