ノーザンファームミックスセール2026繁殖牝馬セッションが開催される
10月20日、苫小牧市のノーザンホースパークでノーザンファームミックスセールの繁殖牝馬セッションが行われた。ミックスセールの前身にあたる「ノーザンファーム繁殖牝馬セール」から数えて8回目。過去の取引馬には牡馬クラシックレースで3冠を狙うロブチェンの母ソングライティングや阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)に勝ったアルマヴェローチェの母ラクアミ、菊花賞馬ドゥレッツァの母モアザンセイクリッドほか、弥生賞ディープインパクト記念(G2)に勝って皐月賞(G1)2着、有馬記念(G1)2着コスモキュランダの母サザンスピード、関東オークス(Jpn2)優勝のペンダントの母スパイラルステップなどなど活躍馬は枚挙に暇がない。
午前11時から開始されたせりには、前年比70頭増となる137頭(受胎馬100頭、空胎馬6頭、未供用31頭)が上場され、前年より60頭増となる113頭(受胎馬85頭、空胎馬1頭、未供用馬27頭)が売却された。売却率は82.5%(3.4%増)で、売上総額は1,671,890,000円(税込、以下同)で1,001,440,000円増。平均価格は14,795,486円(前年比2,145,486円増)で、中間価格は11,000,000円(前年比550,000円増)。購買登録者数は553件。
最高価格は、日本競走馬協会主催セレクトセール出身馬のミッキーツインクル(6歳、父ドゥラメンテ)。わずか5世代の産駒しか残せなかったにもかかわらずリーディングサイアーとなったドゥラメンテ産駒で、母のテーブルロンドは仏リステッドレース優勝馬。自身も新馬戦に勝った直後に挑んだ忘れな草賞2着のち、2つの特別競走に勝利した活躍牝馬。無限の可能性を秘めた未供用馬の争奪戦は激しいものとなったが、最終的には132,000,000円で新ひだか町の(有)下屋敷牧場が落札した。
高額第2位も同じドゥラメンテ産駒で、キタサンブラック産駒を受胎しているダノンティアラ(7歳)。こちらもセレクトセール出身馬で、母ザキアが全欧年度代表馬ザルカヴァの半妹という血統。2歳10月に芝1,800m新馬戦を快勝したときにはクラシック候補と言われた1頭だった。68,200,000円で久米田正明氏が落札している。
高額第3位は ダノンホイットニー(陣馬特別)やダノンフィオーレ(現役2勝馬)など、これまで競走年齢に達した産駒4頭がすべて中央競馬で勝ち上がっているダノンチェリー(11歳、父ディープインパクト)。エフフォーリア産駒を受胎して上場され、55,000,000円で(株)ワンピースファームによって落札された。
また、高額第4位はシスキン受胎のナイトクチュール(4歳、父キタサンブラック)の44,000,000円。第5位はクロノジェネシスの半妹で未供用馬のアースアクシス(3歳、父ドレフォン)。42,900,000円でセブンファーム(株)が落札した。
セール終了後、取材した(株)ノーザンホースパークの吉田俊介代表は「繁殖牝馬セールは、ノーザンファームの生産頭数を一定数に保つために泣く泣くセールに上場せざるを得ない馬を選んで上場させているが、上場頭数が増えた中で売却率もアップしたのは、前日の当歳馬セッション同様にセール出身馬の活躍が追い風になったと思う。この結果には大変満足している。今後も若干の上下動はあると思うが、今後も2日間でのミックスセールを開催したい」と華やかだったセールを振り返った。















