馬産地ニュース

馬女ネットの秋の研修会が開催される

  • 2026年10月14日
  • アロースタッドを見学した馬女ネット
    アロースタッドを見学した馬女ネット
  • 種牡馬のコンフォメーションに熱い視線を送った
    種牡馬のコンフォメーションに熱い視線を送った
  • 種付所で使用する道具に興味を示した
    種付所で使用する道具に興味を示した

 10月8日、新ひだか町静内田原にあるアロースタッドにおいて、日高女性軽種馬ネットワーク(通称:馬女ネット)による秋の研修会が開催された。

 馬女ネットは日高管内の軽種馬産業に係わる女性を中心に構成されているネットワーク。「自らが軽種馬女性の経営参画・社会参画に取り組むとともに、その活動をとおして軽種馬振興に寄与すること」を目的に、平成21年に結成された。現在は年3回程度、生産技術研修会、視察研修会等を実施しているという。

 秋の研修会には馬女ネット会長の木田裕子氏をはじめとした会員など約20人が参加。木田裕子氏は「本日はお忙しいなか、秋の研修会にご参加いただき、まことにありがとうございます。日ごろ、繁殖牝馬や当歳馬、1歳馬の飼養管理を行っているわれわれですが、競走馬として多くの人を魅了した馬が、種牡馬として日高管内で第二の馬生を歩み、その馬の価値や血統を次世代につないでいく重要な役割を果たしているアロースタッドさまを視察させていただきます。近くで種牡馬を見て来年の配合の吟味など、本日の学びがみなさまにとって役立つ時間になることを祈念いたします」とあいさつした。

 アロースタッドでは最初に種付所を見学。参加者は種付けの際に使用するたたみやかんざしなどに興味を示した。

 種牡馬厩舎では、モズアスコット、テーオーケインズ、フィレンツェファイア、ダノンプレミアム、ミスティックロア、トウシンマカオ、ウシュバテソーロ、ジャスティンパレス、カフェファラオ、シャンハイボビーという種牡馬を見学。種牡馬の事務局を務める(株)ジェイエスの野呂祐之介氏は、種牡馬の血統や生産地、競走成績、今年の種付頭数、産駒の傾向、普段の性格などを説明した。

 野呂祐之介氏は参加者からの「種牡馬ごとに相性の良いと感じる繁殖の血統は」、「産駒の特徴や産駒の管理で気をつけたほうがよいことは」、「受胎率の高い種牡馬は?」、「種牡馬になる馬に共通していると感じる点、素質などがあれば教えてほしい」、「アロースタッドがほかの種馬場より優れている点、お勧めする点は?」、「馬の飼養管理でこだわっているところ」、「種牡馬の種付シーズン中、シーズンオフ、それぞれの飼養管理について知りたい」、「これからの軽種馬産業を盛り立てていくには、どんな種牡馬が必要だとおもいますか?」、「種付け中の事故にはどんなものがありますか?」などと質問にも答え、「いまのところ、アロースタッドでは来年からアンティクエリアンとキングズソードという2頭を新種牡馬として導入します。アンティクエリアンはフォーエバーヤングが勝った昨年のBCクラシック(G1)で一緒に走ってました。昨年はジョッキークラブゴールドC(G1)というG1競走に勝っています。キングズソードは当スタッドにいるシニスターミニスターの産駒でテーオーケインズと同じ父親になります。機会があればぜひ見にきていただき、種付けしていただければとおもいます」とPRも忘れなかった。