馬産地ニュース

新ひだか町において育成技術講習会が開催される

  • 2026年10月13日
  • 主催者を代表してあいさつする公益社団法人競走馬育成協会副会長理事の川崎和巳氏
    主催者を代表してあいさつする公益社団法人競走馬育成協会副会長理事の川崎和巳氏
  • 育成技術講習会の講師を務めた松井朗氏(写真左)と丹羽秀和氏(写真右)
    育成技術講習会の講師を務めた松井朗氏(写真左)と丹羽秀和氏(写真右)
  • 新ひだか町で開催された育成技術講習会
    新ひだか町で開催された育成技術講習会

 10月7日夜、新ひだか町静内古川町にある新ひだか町公民館・コミュニティセンターにおいて、育成技術講習会が開催された。

 育成技術講習会は、公益社団法人競走馬育成協会が主催し、JRA日本中央競馬会、公益財団法人軽種馬育成調教センターが共催。講師にはJRA日高育成牧場首席調査役の松井朗氏と上席調査役の丹羽秀和氏を招いた。

 育成技術講習会には日高や胆振から200人以上の牧場関係者が出席。主催者を代表して公益社団法人競走馬育成協会副会長理事の川崎和巳氏は「この春からの競走馬育成協会で副会長を務めさせていただきます川崎と申します。わたくし、みなさまにははじめてお会いする方が多いのかなとおもいますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。競走馬育成協会北海道支部のみなさまには日ごろから多大なるご支援、ご理解をいただきましてまことにありがとうございます。本日もこのように多くの方にご出席いただいたということで、ひじょうにありがたくおもっております。また、ご準備いただきました北海道支部の役員や事務局のみなさま、これから講義いただきます松井先生、丹羽先生をはじめとしたJRA日高育成牧場のみなさまにはご協力いただきまして、まことにありがとうございます。
 今回でこの育成技術講習会は13回目を迎えております。本日は松井先生には、育成馬の栄養について、丹羽先生におかれては、育成馬に係る感染症についてのお話をいただくことになっております。どちらの内容につきましても、育成馬の管理にひじょうに重要なものと考えておりますので、今回、お話いただく時間が有意義なことを祈念しております」とあいさつした。

 「育成馬の栄養」を演題に講演した松井朗氏は、JRA育成馬(牡、2020年から2023年売却)の体重変化、後期育成期の増体のイメージ、サラブレッド育成馬(1歳から2歳)のトレーニング開始から骨塩量変化と血中カルシウム濃度の変化、馬の必須アミノ酸、タンパク質給与のタイミングなどを説明。「育成馬や競走馬に起こる感染症」を演題に講演した丹羽秀和氏は、育成馬の病気における感染症の割合、感染症の症状、日常的に認められる感染症の発生部位、眼の感染症、呼吸器の感染症、感染性皮膚疾患、日本における馬インフルエンザの流行、海外での馬インフルエンザの発生状況、馬鼻肺炎といった、日常的に認められる感染症(当歳馬特有の感染症を除く)や馬産業全体に被害を及ぼす感染症についてレクチャーした。

 結びに公益社団法人競走馬育成協会北海道支部支部長の荻野豊氏は「本日は多数のみなさまにご出席いただきまして、まことにありがとうございました。また、ご講演いただきました松井先生、丹羽先生におかれましては、大変貴重なお話をいただき、ありがとうございました。この育成技術講習会も13回目を迎えたということです。本日このように盛況に終えることができたということを心からうれしくおもっております。本日の講演が、みなさんが普段の現場に役に立っていければとおもっております。これからみなさまからアンケートを出していただきますが、現場の声をいろいろ書いていただければ、これからわれわれ競走馬育成協会、JRA日本中央競馬会を含めて、また、育成技術講習会のテーマにしていけたらとおもっております。本講習会がみなさまにとってよりよいのものとなりますことを祈念いたしまして、閉会のあいさつとさせていただきます。本日はまことにありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。