サンライズCはイケメンモンスターが優勝
9月30日、ホッカイドウ競馬の門別競馬場でJBC2歳優駿(Jpn3)に向けての重要なステップレース「大阪スポーツ杯第26回サンライズC(JBC協会協賛テーオーケインズ賞)」が門別競馬場1,800mコースで行われ、中団やや後方でレースを進めた石川倭騎手騎乗の2番人気イケメンモンスターが最後の直線で外から力強く伸びて1分56秒4(やや重)で優勝。通算成績を6戦3勝2着2回3着1回(重賞1勝)とした。
管理した米川昇調教師にとってサンライズCは2011年=イッシンドウタイ、2018年=マイコート、2025年=エンドレスソロウに続く勝利で歴代最多タイとなる4勝目で、NAR重賞勝利は昨年のサンライズC(優勝馬エンドレスソロウ)以来の重賞勝利で通算38勝目。石川倭騎手にとっては8月の九州ChS(優勝馬フォードテソーロ)に続く勝利で通算68勝目のNAR重賞勝利となった。
11月3日に行われるJBC2歳優駿(Jpn3)に向けて、勢力図を固めたいホッカイドウ競馬の2歳中距離戦線だが、いまだ混戦模様。
この日、人気の中心となったのは7月30日のウィナーズチャレンジ競走(1,700m)を勝って、ブリーダーズゴールドジュニアC2着のタルマエドン。前走は人気の盲点となっていた伏兵の逃げ切りを許したものの、最後までしぶとく脚を伸ばして勝馬をクビ差まで追い詰めた。100mの距離延長を最も味方に出来るという期待が1.9倍という単勝オッズに示されていた。
続いたのは、石川倭騎手に手が戻ったイケメンモンスター。石川倭騎手とのコンビでデビュー3戦目の未勝利戦を圧勝したものの、前々走のアタックチャレンジ競走は内回りコースに苦しめられて2着。それでも、強烈な末脚を武器に9月9日のクンツァイト特別(1,700m)を快勝。一線級との対決は初めてだが、ここまで1度も馬券の対象から外れていない堅実性はファンの心を後押しした。単勝オッズは4.4倍。
そして3~6番人気にはブリーダーズゴールドジュニアCからの参戦馬で占められた。この日、先手を奪ったのはクンツァイト特別で逃げて3着に粘ったカンベイ。ブリーダーズゴールドジュニアCで1番人気ソルデイスターの主張をはねのけて先頭で第1コーナーを回る。12秒6~12秒2だから、馬場状態を考慮してもかなり速いペースだ。タルマエドンは、これら先行グループを射程圏内に入れた4番手。これらの先行争いにほくそ笑んだのは「行こうと思えば行けたけれども、ペースが速かったのでゆっくりと構えた」とイケメンモンスターの石川倭騎手だった。その言葉どおりに隊列が縦に伸びる。
レースが動いたのは4角手前。それまで中団のインでじっと息を潜めていた服部騎手騎乗のシフトチェンジが内から一気に先頭に躍り出て後続を突き放す。デビュー戦を9馬身差で圧勝し、7月7日のターフチャレンジ(1,700m)では1番人気に支持された素質馬だ。
これを捕まえようと、外からタルマエドンが脚を伸ばすも、さらに外からイケメンモンスター。「4角の手応えでは勝ったと思ったけれども、2着、3着馬が思っていた以上にしぶとかった」と石川倭騎手。自身にとっては昨年に引き続き、同一連覇に笑顔。
米川昇調教師も「どこからでも脚を使える馬。調教段階から石川倭騎手に乗ってもらっていたので、彼に任せた」と全幅の信頼を置く自厩舎ジョッキーの手綱さばきに満足そうにインタビューに応え「これでJBC2歳優駿(Jpn3)に行けます」と笑顔でレースを締めくくった。















