馬産地ニュース

北海道セプテンバーセール取引馬がJRA日高育成牧場に移動

  • 2026年09月30日
  • 18,700,000円で購買したエフフォーリア産駒
    18,700,000円で購買したエフフォーリア産駒
  • JRA日高育成牧場の職員による馬体検査
    JRA日高育成牧場の職員による馬体検査
  • マイクロチップ検査で個体識別を行う
    マイクロチップ検査で個体識別を行う

 9月24日、JRA日本中央競馬会が北海道セプテンバーセールで購買した1歳馬が、浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場に移動した。

 JRAは新ひだか町静内神森にある北海道市場を会場にて、9月14日、15日、16日、17日に開催された日高軽種馬農業協同組合が主催する北海道セプテンバーセールにおいて、14頭(牡6頭、牝8頭)を総額122,870,000円(税込、以下同)で購買。父馬別ではピクシーナイトの3頭のほか、エフフォーリア、ナダル、ミスチヴィアスアレックス、シスキン、モズアスコット、タワーオブロンドン、シュネルマイスター、ニューイヤーズデイ、チュウワウィザード、ベンバトル、パレスマリスが各1頭とバラエティに富んだ顔ぶれになった。14頭のうちJRA日高育成牧場には9頭が入厩した。

 JRA日高育成牧場では、北海道セプテンバーセールで購買の9頭のほか、北海道セレクションセールで購買の15頭、北海道サマーセールで購買の30頭、JRA日高育成牧場で生まれた8頭のJRAホームブレッドを合わせた62頭が在厩。来年のブリーズアップセールへ向けて厳しいトレーニングを課していく。

 JRA日高育成牧場業務課業務課長の遠藤祥郎氏は「今年はJRA総研のデータを基に、馬格のある大きな馬を意識して購入しました。サマーセールまでの統計を見ると昨年よりプラス10kg、一昨年よりプラス20kgほど大きくなっています。そのデータに期待しながら調教していきます。今年は12月1週目の月曜日と来年1月4週目の月曜日に、育成馬を展示するオールショーを開催します。生産者や調教師、馬主の方々に育成馬をお見せする機会を設けようと企画しました。すでに馴致は始まっていますが、調教方針は前年と変わらず、BTCの生徒でも乗れるようなおとなしい馬をつくるということと、隊列調教など競馬本番に近いトレーニングをしていきます」と話した。

 JRA日高育成牧場場長の吉田年伸氏は「無事に全馬入厩しました。馴致もスタートして現場のメンバーも目の色が変わってきて真剣に取り組んでいます。育成にはBTC(公益財団法人軽種馬育成調教センター)の生徒(育成調教技術者養成研修研修生)やJBBA(公益社団法人日本軽種馬協会)の生徒(生産育成技術者研修研修生)も参加します。強い馬づくりの研究はもちろんのこと、人材育成の面でも貢献していきたいです」と話した。