新冠小学校がコスモヴューファームで見学授業を行う
9月18日、新冠町中央町にある新冠町立新冠小学校(校長:原田賢氏、児童数207人)は、新冠町東泊津にあるコスモヴューファームにおいて、見学授業を行った。
見学授業は新冠小学校による総合的な学習の時間のひとつ。総合的な学習の時間は、文部科学省が定める、学校が地域や学校、児童生徒の実態等に応じて、教科等の枠を超えた横断的・総合的な学習と探究的な学習、協働的な学習をする教育課程で、新冠小学校では5年生を対象に、新冠町のシンボルでもある軽種馬や軽種馬産業について関心を持ち、自ら課題を見つけて主体的、協働的に研究活動し、街の魅力を知ろうと、コスモヴューファームで授業をすることになったという。
コスモヴューファームは1996年に設立。生産から育成を行う総合牧場で、東泊津の本場をはじめ5か所の分場を開場しており、馬房数は241馬房、総敷地面積は157haを誇る。主な生産馬には2025年のスプリンターズS(G1)などを制覇したウインカーネリアン、2019年の香港C(G1)などを制覇したウインブライト、2022年の香港ヴァーズ(G1)などを制覇したウインマリリン、2024年の京王杯スプリングC(G2)などを制覇したウインマーベル、2023年のスワンS(G2)などを制覇したウイングレイテスト、2021年の目黒記念(G2)などを制覇したウインキートス、2019年のさきたま杯(Jpn2)などを制覇したウインムートらがいる。
コスモヴューファームでは、競走馬がふだんどのようなトレーニングをしているかを、児童を馬に見立てて体験。児童は自分で考えた馬名が書かれたネームプレートを胸に貼り付け、水風船が入ったペットボトルを騎手に見立てて背負った。
馬になりきった児童は、長さ1,000m、最大勾配18%の坂路コースを登坂。続いて同じ坂路コースを楽々と駆け抜けるデビュー前の2歳馬の調教を見学した。
調教を見学した児童はトラックコースへ移動し今度はゲート試験を体験。狭いゲートに入った児童は、スターターの合図とともに開いたゲートから一気にスタートダッシュで砂埃を上げた。
最後はウォーキングマシンに入ってクーリングダウン。馬になりきった児童は最後まで元気いっぱいだった。
ガイド役を務めたコスモヴューファーム代表取締役の岡田義弘氏は「競走馬は速く走ることが仕事です。みんなは足が速くなくても自分の特技を生かしていろいろな仕事に付けますが、馬はそれができません。だから、一生懸命速く走れるよう厳しいトレーニングをしています。このような調教を毎日行って本番のレースに臨みます」と説明し、児童からの「ウォーキングマシンで馬のお尻がぶつかったらどうなりますか?」、「馬は何キロくらい背負うのですか?」、「馬の時速は何キロくらいですか?」、「馬は人が乗っていない状態では何キロくらいで走りますか?」、「この牧場で育てた馬のなかで一番足が速かった馬は?」といった質問にも丁寧に応答した。















