馬産地ニュース

第1回担い手経営管理研修が開催される

  • 2026年09月16日
  • 講師を務めた柴崎宏冶氏
    講師を務めた柴崎宏冶氏
  • オンラインを含め約50人が参加した
    オンラインを含め約50人が参加した
  • 令和8年度の担い手経営管理研修は全6回を予定
    令和8年度の担い手経営管理研修は全6回を予定

 9月8日夜、新冠町中央町にある新冠町レ・コード館シアターにおいて、令和8年度第1回担い手経営管理研修が開催された。

 担い手経営管理研修は公益社団法人日本軽種馬協会による軽種馬経営高度化指導研修(軽種馬経営技術指導者養成・技術普及)事業の一環。馬産地において喫緊の課題となっている担い手を支援する体制づくりのための研修で、軽種馬生産・育成牧場の経営者・後継者、自治体や農業協同組合の職員などが対象になっている。競走馬生産振興事業において実施する「軽種馬生産基盤整備対策事業」および「優良繁殖牝馬導入促進事業」における「担い手特認」ならびに「軽種馬経営継承者借換資金」の対象者は、この研修を3回以上受講することが要件になるという。

 本年度の担い手経営管理研修は、9月から12月まで全6回開催。第4回と第5回はオンライン開催の予定だ。

 第1回となったこの日は、軽種馬生産牧場や育成牧場の経営者やマネージャー、管理責任者、従業員、事務員、日高軽種馬農業協同組合、日高管内の農業協同組合の職員やこの研修のアドバイザーなどがオンラインを含めて約50人が出席。「人材が活躍する組織~『こんな牧場にしたい』『こんな牧場で働きたい』の実現に向けて~」が演題となり、日高信用金庫地域支援部地域支援課課長の柴崎宏冶氏が講師として招聘された。

 講師を務めた柴崎宏冶氏は北海道広尾町の出身。大学卒業後の2007年に日高信用金庫に入庫。2021年に中小企業診断士の資格を取得し、現在は原価計算・原価管理、IT導入・業務フロー改善、経営改善・再生支援、事業承継等を行っている。

 柴崎宏冶氏は、組織が活性化するためには?(バーナードの組織の3要素)、従業員の満足・不満足のしくみ(ハーズバーグの二要因理論:動機づけ要因と衛生要因)、各要因の具体例と実践的な考え方(働きがい・働き方改革との関係性)、企業の4タイプ診断と対策(自社はどのタイプ?今日からできる改善アクション)について言及。図や表、動画を駆使して分かりやすく説明した。

 第2回となる次回の担い手経営管理研修は、9月24日に新冠町中央町にある新冠町レ・コード館シアターにおいて開催。演題は「初めての損益計算書・貸借対照表」(会計知識不要)となっている。