スマートオーディンが種牡馬を引退
8月29日、浦河町西幌別にあるイーストスタッドにて種牡馬として供用されていたスマートオーディンが、日高町清畠にあるコネクトファーム分場に移動した。
コネクトファーム分場に移動したスマートオーディンは、父がダノンシャンティ、母がレディアップステージ、母の父がアルザオという13歳の黒鹿毛。新冠町万世にあるスカイビーチステーブルの生産になる。
現役時代のスマートオーディンは、大川徹氏が所有、栗東の松田国英厩舎と池江泰寿厩舎が管理し、競走成績は23戦5勝2着1回。プロディガルサンやレインボーラインらを相手に2015年の東スポ杯2歳S(G3)で重賞初制覇を飾ると、2016年の毎日杯(G3)、2016年の京都新聞杯(G2)を連勝し、日本ダービー(G1)に駒を進めた。
その後は脚部不安により休養。約2年後の2018年6月に復帰すると、2019年の阪急杯(G3)で上り3ハロン33秒4の末脚でレッツゴードンキ、ロジクライ、ロードクエスト、ダイアナヘイロー、ミスターメロディといった強豪を相手に、3年ぶり4度目の重賞制覇を果たした。
現役引退後の2021年からイーストスタッドで種牡馬として供用開始。産駒数に恵まれないなか、初年度産駒のゼンダンハヤブサが今年7月の小倉記念(G3)で重賞初制覇を成し遂げた。
今シーズンを最後に種牡馬引退が決定。今後は認定NPO法人引退馬協会の「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション2026」(NNMD2026)を適用してのフォスターホース入りとなり、功労馬として余生を送るという。
スマートオーディンを見送ったイーストスタッドは「ふだんからとても素直でおとなしい馬でとても扱いやすい種牡馬でした。ゼンダンハヤブサが重賞に勝ってくれましたが、そのときには種牡馬引退が決まっていました。改めて父の名を競馬ファンの心に刻んでくれました。すでに去勢手術も終わっています。今シーズンは4頭と交配しました。スマートオーディンを受け入れてくださった引退馬協会様には心から感謝申し上げます。新天地でも元気に長生きしてほしいです。スマートオーディンにはお疲れさまと声をかけました。少し早い種牡馬引退となりますが、今後デビューする数少ない産駒たち、そして現役で頑張る仔たちの応援をよろしくお願いいたします。これまでスマートオーディンを温かく見守り、応援してくださった関係者の皆様、ファンのみなさまに心より感謝申し上げます」と話した。















