馬産地ニュース

韓国競馬畜産高等学校と北海道静内農業高等学校が交流する

  • 2026年09月03日
  • 北海道静内農業高等学校と韓国競馬畜産高等学校の交流
    北海道静内農業高等学校と韓国競馬畜産高等学校の交流
  • 北海道セプテンバーセールに上場する1歳馬の展示練習を見学した
    北海道セプテンバーセールに上場する1歳馬の展示練習を見学した
  • セール当日の比較展示でのシミュレーションにも一役買った
    セール当日の比較展示でのシミュレーションにも一役買った

 8月26日と27日、韓国競馬畜産高等学校(黄光眞校長)の生徒が新ひだか町静内田原にある北海道静内農業高等学校(篠原圭校長)を訪れ、生産科学科馬事コースの生徒と交流を図った。

 韓国競馬畜産高等学校は大韓民国の全北特別自治道南原市にある公立高校。韓国で唯一、「馬産業マイスター高校」に指定されており、騎手や調教師、きゅう務員など馬産業を担う人材の育成に力を入れているという。

 北海道静内農業高等学校は日本の公立高校で唯一、授業の一環としてサラブレッドの生産を実施。軽種馬に関する技術や知識を学べる高校として知られ、生産科学科馬事コースには全国から生徒が集まっている。

 両校は2024年から交流がはじまり、オンラインによる英語授業を実施してきたほか、昨年9月には韓国から生徒が来日に北海道静内農業高等学校を訪問。継続的な交流を通して友好関係を深め、今年6月には国際教育交流に関する覚書を締結した。覚書の締結により、生徒および教職員の国際的視野の拡大、異文化理解の促進、語学力向上を目的としたオンライン協働学習や現地交流プログラムなど、より発展的な国際教育交流を推進している。

 今回、北海道静内農業高等学校に来校した生徒は12名。生産科学科馬事コースの2年生と3年生が出迎えた。

 26日は9月に新ひだか町静内神森にある北海道市場にて開催される北海道セプテンバーセール1日目の14日に上場する、北海道静内農業高等学校が生産した上場番号20番のナリタトップスター2025(牡1歳、父デクラレーションオブウォー)と上場番号119番のアツコ2025(牝1歳、父マクフィ)の展示の練習を見学。セール当日の比較展示を想定した、引き馬や駐立、立ち姿が12名に披露された。

 27日は北海道静内農業高等学校にて今年3月12日に生まれたアツコ2026らの引き馬などを体験。馬を通して親睦を深めた。

 韓国競馬畜産高等学校の生徒はほかにも、2016年の日本ダービー馬マカヒキや2021年の菊花賞馬タイトルホルダーといった有名種牡馬を繋養する新ひだか町静内目名にあるレックススタッド、牝馬三冠馬デアリングタクト、タイトルホルダー、マツリダゴッホ、ブローザホーン、サウンドトゥルーなどがトレーニングを積んだ新ひだか町静内豊畑にあるノルマンディーファーム、新ひだか町静内山手町にある新ひだか町博物館にて開催されている新ひだか町博物館・浦河町馬事資料館移動展「馬にかかわるおしごと」などを見学。日本の馬産について理解を深めた。