獣医学生向け馬産地見学バスツアーが開催される
8月24日、25日、26日、公益社団法人日本軽種馬協会は「馬産地見学バスツアー 将来を考える3日間」を開催した。
このバスツアーはNAR地方競馬全国協会の競走馬生産振興事業の一環。獣医学専攻の大学生(2・3年)を対象にており、普段は立ち入ることのできない施設や、実際に触れる機会の少ない検査機器を見学できるほか、現地で働く現役の獣医師と直接話ながら、馬産地ならではの魅力を知ることができる。
馬産地での獣医師不足を解消する目的で昨年初めて開催。昨年参加した学生には、浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場にて実施された8月のインターンシッププログラム「JRA日高サマーキャンプ」に参加した者もいたという。
2回目となった今年のバスツアーには、定員を超える多くの申し込みのなかから、北海道、青森県、岩手県、神奈川県、東京都、大阪府、鳥取県、山口県、愛媛県、宮崎県、鹿児島県にある14の大学から28人が参加した。
参加者は苫小牧市植苗にある社台ホースクリニック、新冠町明和にあるビッグレッドファーム、新ひだか町静内田原にある公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場の種牡馬や軽種馬生産技術総合研修センター、新ひだか町三石東蓬莱にある北海道農業共済組合家畜高度医療センター、浦河町西舎にある公益財団法人軽種馬育成調教センターの調教施設や診療所、浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場、新ひだか町静内神森にある北海道市場などを見学。苫小牧市美沢にあるノーザンホースパークでは胆振獣医師会との意見交換会が、新ひだか町静内吉野町にある静内エクリプスホテルと浦河町西舎にあるうらかわ優駿ビレッジAERUでは日高獣医師会との意見交換会も行われた。
JRA日高育成牧場では繁殖牝馬を用いての直腸検査を体験。今年生まれたJRAホームブレッドとのふれあいも楽しんだ。
バスツアーに参加した学生は「1次診療、2次診療の大変さややりがいなど、実際に現場で働く獣医師の話を聞いて勉強になりました。いまはどの方向へ進むか悩んでいます」、「ソットサスを見て凱旋門賞(G1)を勝つ馬はこういう馬なんだなというふうに感じました。自分も将来は凱旋門賞(G1)に勝つような馬に携われたらいいなとおもうようにもなってきました」などと充実した3日間を振り返った。















