カラヴァッジオの本邦初年度産駒がJRA初勝利
8月8日、第2回新潟競馬第5日第1競走の2歳未勝利戦(芝・左1,400m)において、三浦皇成騎手が騎乗した1番人気のグルーヴェンスが1着となり、父のカラヴァッジオは本邦初年度産駒におけるJRA初勝利を記録した。
2歳新種牡馬によるJRA初勝利は、エフフォーリア、サリオス、ハイランドリール、ジャンダルムに次いで5頭目。カラヴァッジオにとっては、出走馬6頭、延べ10戦目で記念すべき待望のうれしいJRA初勝利になった。
本邦初年度産駒がJRA初勝利をあげたカラヴァッジオは、父がスキャットダディ、母がメッコホクテ、母の父がホーリーブルという血統。12歳の芦毛でアメリカ産馬になる。
現役時代のカラヴァッジオはヨーロッパの芝スプリント重賞戦線で活躍。2016年のフィーニクスS(G1)、2017年のコモンウェルスC(G1)、2017年のフライイングファイヴS(G2)、2016年のコヴェントリーS(G2)、2017年のラッケンS(G3)という5つの重賞競走に優勝したほか、2017年の英チャンピオンズスプリントS(G1)で3着になるなど、10戦7勝3着1回の成績を残した。
現役引退後の2018年よりアイルランドにて種牡馬入り。2021年からアメリカにて供用され、2023年から新ひだか町静内田原にある公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場にて供用されている。2018年にはオーストラリアへシャトルの経験もある。
種牡馬としても素晴らしく、海外では初年度産駒から2022年のジャンプラ賞(G1)、2021年のチヴァリーパークS(G1)などを制覇したテネブリズム、2023年、2024年のダイアナS(G1)などを制覇したホワイトビームという2頭のG1ホースが登場。その後も2024年のコロネイションS(G1)、2023年のチヴァリーパークS(G1)、2024年の愛メイトロンS(G1)、2024年のファルマスS(G1)などを制覇したポルタフォルチュナ、本年のアメリカンターフS(G1)を制覇したスタークコントラストを送り出した。2021年には欧州ファーストクロップリーディングサイアーになっている。
日本では数少ない持ち込み産駒のなかからアグリが2023年の阪急杯(G3)に優勝。輸入された産駒を含めると5頭でJRA12勝をあげている。
本邦初年度産駒の血統登録頭数は45頭。JRA初勝利から3日後の8月11日にはホッカイドウ競馬においてベイビーノンチャンが1着となり、地方においても初勝利を記録した。芝でもダートでも結果を出したことで、今後の活躍がさらに期待されている。
産駒はせり市場においても評価が高く、昨年の北海道サマーセールにおいては産駒の売却価格の平均は20,000,000円(税込)超を記録。今年の北海道セレクションセールにおいては最高で57,200,000円(税込)、今年のセレクトセール当歳セッションにおいては1頭が47,300,000円(税込)で売却されている。8月17日から開幕する北海道サマーセールには10頭の産駒が上場予定という。















