令和8年度装蹄師認定講習会の北海道研修が行われる
7月26日から8月1日、栃木県宇都宮市にある公益社団法人日本装削蹄協会装蹄教育センターによる、令和8年度装蹄師認定講習会第32期生の北海道研修が行われた。
公益社団法人日本装削蹄協会装蹄教育センターは、競走馬や乗用馬などの軽種馬の脚もとを専門的にケアする装蹄師を養成する国内唯一の教育機関。装蹄師認定講習会は公益社団法人日本装削蹄協会が付与する2級認定装蹄師資格の取得を目指す者を対象としたもので、装蹄師になる上で必要な幅広い分野の知識や技術を基礎から学ぶことができる。
第32期生は18歳から26歳までの18人。今年の4月から高度で専門的な馬の護蹄技術と知識を学んでいる。
北海道研修では26日に帯広市にある帯広競馬場において、ばんえい競馬や輓馬の装蹄を見学。27日には浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場と公益財団法人軽種馬育成調教センターにおいて、施設見学、フットケアに関する講義、乗用馬を用いての削蹄実習があった。
28日は浦河町内にある個人牧場において、北海道日高装蹄師会に所属する開業装蹄師による装削蹄の実演を見学。続いて、開業装蹄師の指導の下、削蹄実習を行った。
29日は午前中に新冠町内の牧場において、北海道日高装蹄師会に所属する開業装蹄師の装削蹄見学と削蹄実習。午後からは新ひだか町静内田原にある公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場において、生産育成技術者研修の研修乗馬を用いて実習したほか、新ひだか町静内神森にある北海道市場を見学した。
30日は午前中が日高町の牧場での実習や講義で、午後からは安平町早来源武にある社台スタリオンステーションと苫小牧市植苗にある社台ホースクリニックを見学。社台スタリオンステーションでは、キズナやコントレイル、エピファネイア、キタサンブラック、イクイノックスなど15頭の種牡馬が展示された。
案内役を務めた社台スタリオンステーション場長の徳武英介氏はドレフォンについて「装蹄センターの方には見てほしかった一頭です。当スタリオンのなかでは一番肢勢が整っていてきれいに歩く馬です。また、力強さとバランスの良さ、体重が4つの蹄にきれいに乗っています。故障とは無縁といえる種牡馬です。子どもはジオグリフやスターアニスがクラシックレースに勝っていますが、ダート界でもスターホースを送り出しています。肢に関しては装蹄がしやすいかなとおもいます」と説明。第32期生は目を皿のようにしてドレフォンの歩様や肢勢を頭に焼き付けた。
31日は安平町早来源武にあるノーザンファームと安平町追分向陽にある追分ファームにおいて、装削蹄実演見学、講話、削蹄実習。8月1日に解散するまで、寸暇を惜しんでフットケアの技術や知識を詰め込んだ。















