シャトル種牡馬が南半球へ向け出国する
7月28日、新冠町明和にあるビッグレッドファームにて種牡馬生活を送っているベンバトルとローレルリバー、新ひだか町静内田原にあるアロースタッドにて種牡馬生活を送っているパンサラッサ安平町早来源武にある社台スタリオンステーションにて種牡馬生活を送っているモーリスが、南半球における交配シーズン期間にシャトル供用されるため、新千歳空港から南半球へ向けて出国した。
ベンバトルは3シーズン連続3度目のシャトル。南半球での供用先はオーストラリアにあるウッドサイドパークスタッドで、現地での種付料は出生後16,500オーストラリアドル(税込、以下同)に設定されている。
ローレルリバーは初めてのシャトル。南半球での供用先は、ベンバトルと同じオーストラリアにあるウッドサイドパークスタッドになる。種付料は出生後22,000オーストラリアドルに設定された。
パンサラッサは3シーズン連続3度目のシャトル。南半球での供用先はオーストラリアにあるユーロンスタッドで、現地での種付料は昨シーズンと同じ16,500オーストラリアドルに設定されている。
モーリスは2017年、2018年、2019年、2021年、2022年、2023年、2024年、2025年に続き9度目のシャトル。南半球での供用先はオーストラリアにあるアローフィールドスタッドで、現地での種付料は44,000オーストラリアドルに設定されている。
今シーズンの日本における種付頭数は、ベンバトルが約100頭、ローレルリバーが約110頭、パンサラッサが約50頭、モーリスが約110頭だった。4頭は7月13日に輸出検疫のため白老町社台にある公益社団法人日本軽種馬協会胆振輸出検疫施設に移動していた。日本への帰国は12月を予定しているという。
初めてのシャトルになるローレルリバーは、今シーズンから供用を開始した新種牡馬。父がイントゥミスチーフ、母がカームウォーター、母の父がエンパイアメーカーというアメリカ産馬で、現役時代は2024年のドバイワールドC(G1)、2022年のパットオブライエンS(G2)、2024年のブルジナハール(G3)を制覇するなど11戦6勝2着2回の成績を収めた。
スタッドインは種付シーズンスタート後の3月24日と遅くなったが、その日のうちに試験交配を行い、初めての種牡馬生活もスムーズにスタートが切れたという。
シャトル先となるウッドサイドパークスタッドは、ビクトリア州最大級の繁殖牧場のひとつ。最新鋭の設備、良質な牧草地、獣医施設、屋根付きアリーナ、パレード施設などが完備されている。
ウッドサイドパークスタッドは「彼は傑出した競走馬だった。レーティング128で世界最高の馬と並ぶということは、頂点に立っているということだ」とローレルリバーのような優秀な種牡馬がラインナップに加わることを喜んでいる。















