馬上結婚式が行われる
7月25日、第41回シンザンフェスティバルが開催された浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場施設内特設会場において、馬上結婚式が行われた。
今年の馬上結婚式のカップルに選ばれたのは、大阪府大阪市在住の大谷力也さん、大谷穂純さん夫妻。新郎の大谷力也さんは福岡県の出身で趣味は飲みに行くこと、新婦の大谷穂純さんは愛媛県の出身でバレエや宝塚歌劇団から大衆演劇までの舞台鑑賞が趣味というカップルだ。
二人は同じ病院に勤務していたときに出会い、同じ年齢ということで意気投合。仕事の合間に話をするようになり、次第に親しくなるなかで自然とひかれあい交際へと発展していったという。
もともと動物好きな大谷力也さん。また、大谷穂純さんは姉の影響で小学生のころから馬が大好きで、休日には大阪市内の乗馬クラブで馬とふれあう時間を楽しんだり、競馬場へ出かけたりするなど、馬は二人の生活に欠かせない存在になっている。
以前から北海道の雄大な自然のなかで行われる牧場結婚式に憧れがあり、さまざまな情報を調べていたところ、この馬上結婚式の存在を知り、大好きな馬と北海道が一緒になった特別な結婚式で一生の思い出にしたいと応募したという。
儀仗馬車に乗って入場した二人に対し、シンザンフェスティバル実行委員会委員長の伏木田修氏は「馬上結婚式挙式証明書。大谷力也さま、穂純さま、あなたがたお二人は、サラブレッドのふるさと北海道浦河町で開催された第41回シンザンフェスティバル馬上結婚式で挙式されました。ここに参加者一同、大きな祝福を込めて挙式証明書を交付いたします」と結婚証明書と記念品の目録を贈呈。ミスシンザンからは花束がプレゼントされた。
立会人を代表して浦河町町長の松田有宏氏は「大谷力也さん、穂純さん、本日の馬上結婚式おめでとうございます。会場にお越しのみなさんと町を代表して心からお祝いを申し上げさせていただきます。お二人は馬が好きということで、休日は乗馬クラブであったり、競馬場にもお出かけになられるということなのですが、今日ここで馬上結婚式をあげたことをご縁に、ぜひ競馬場では浦河産馬を応援していただければなとおもいますし、この日高には門別競馬場というのがありまして、ホッカイドウ競馬というものもやっています。そちらの方も応援してくれると嬉しいなというふうにおもっています。馬の町の馬にこだわったイベントシンザンフェスティバル。
そして今年は午年であります。そんな年に馬上結婚式をあげられるお二人ですけれども、午年は昔から飛躍、成功、それから、いろんなことが前進できる年と、そういうおめでたい年だといわれています。そんな年に結婚式をあげられたお二人の未来は、笑顔と幸せしかわたしには見えないので、ぜひこれからお二人で幸せな家庭をつくっていっていただきたいなというふうにおもいます。結びに、お二人のこれからの幸せを心から心からご祈念申し上げます」と祝福した。
新郎の大谷力也さんは「いつまでも笑って、年を重ねても馬鹿言いあって、笑い転げる二人でいたいとおもいます」。姉が昨年の馬上結婚式で挙式したという大谷穂純さんは「たくさんの人に見守られながら、去年は姉があげさせていただいて、姉の写真を見て憧れを持っていたので、今年はわたしがあげることができて、すごく幸せな気持ちです。ありがとうございます」と話した。
JRA日高育成牧場場長の吉田年伸氏が乾杯の音頭で「大谷力也さん、穂純さん、ならびにご親族、関係のみなさま、本日のご結婚、まことにおめでとうございます。先ほどからわたし、斜め後ろからお二人の表情をずっと拝見していたのですが、緊張のなかにもすごく楽しそうな、今日のこの一日を楽しんでおられる二人の笑顔、最高の笑顔を見て、わたしまで幸せな気分になってきたところでございます。この浦河の地で、馬車を使っての特別な結婚式をあげられた幸運なお二人にあやかって、本日ご来場のみなさま、そして関係者、ならびに浦河町自体にいろんな幸せが訪れることを祈念しております」とあいさつ。北海道日高振興局局長の加納剛氏が万歳三唱で末永い幸せを祈った。















