JRA北海道シリーズの函館競馬が閉幕
7月19日、函館市駒場町にある函館競馬場において、6月13日から開催していたJRA北海道シリーズの函館開催が閉幕した。
函館競馬場開設130周年となった本年のJRA北海道シリーズ函館競馬は1開催12日間の日程で開催。12日間合計の入場人員は101,000人、売上は93,722,636,300円となった。2週目以降の土曜日を入場無料となる「フリーパスの日」にした効果もあり、全日程を通して天候に恵まれた開催とはいえなかったが、現在のスタンドがオープンした2010年以降では、12日間の開催ではじめて100,000人を超えた。
最終日を迎えた19日は、今年最初のJRA2歳重賞競走になる第58回函館2歳S(G3)を第11競走で実施。横山和生騎手が騎乗した9番人気の伏兵、フェリチタが中位追走から脚を伸ばし、最後は2番人気に支持されたイモージェンをクビ差おさえて先頭でゴール板を駆け抜けた。馬場コンディション重での勝ち時計は1分10秒4。3着には後方追走から直線しぶとく追い込んだ8番人気のダイシンドラゴンが入った。
2024年生まれの最初のJRA重賞勝馬として歴史に名を刻んだフェリチタは、(株)カナヤマホールディングスが所有、栗東の鈴木孝志厩舎が管理する栗毛の牝馬。新ひだか町三石美野和にある前田ファームの生産馬で、父はタワーオブロンドン、母はジャストザハピネス、母の父はハーツクライという血統になる。昨年の北海道セプテンバーセールにて、6,820,000円(税込)で(株)カナヤマホールディングスに売却された市場取引馬だった。
函館開催のリーディングジョッキーは16勝をあげた丹内祐次騎手。2004年の騎手デビューから22年目で初の函館リーディングに輝いた。
第12競走終了後に行われたリーディングジョッキー表彰式では、北海道競馬記者クラブが「北海道競馬記者クラブ賞」を贈呈。表彰式には、この日の第7競走で最後の騎乗を終え調教助手に転身する鷲頭虎太騎手をはじめとした騎手仲間も出席し、丹内祐次騎手の快挙を祝福した。
函館市出身の丹内祐次騎手は「函館リーディングは、ぼくの長年の夢であり、目標でした。函館にきはじめてから、リーディングをとるまでに時間がかかりましたが、今日こうやって地元(函館)のファンのみなさまの声援のおかげでとることができて、ほんとうに感動しています。今年もダメかなとおもっていて、開催5週目に(6勝の)固め打ちをしてトップに立ったのですが、正直トップに立つのが1週早かったかなというおもいもありました。でも、毎日会うたびに関係者のみなさまから『リーディング頑張って』と、すごく多くの声援をいただき、ほんとうにそれが力となり頑張ることができました。
きょうは、リーディングをとれたということが心にすごく残り、いまとても幸せな気持ちです。きょうは途中でリーディングが確定したので、はやめに『おめでとう』といっていただいて、最後はプレッシャーなく乗れました。今年こそはG1を勝つので、応援よろしくお願いします。来年、また、函館に帰ってきます」と最後までウィナーズサークルやスタンドに残ったファンに笑顔でガッツポーズを見せた。















