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ジャンダルム産駒がJRA初勝利を記録する

  • 2026年07月10日
  • 産駒がJRA初勝利を記録したジャンダルム
    産駒がJRA初勝利を記録したジャンダルム
  • 現役時代はスプリンターズS(G1)に優勝した
    現役時代はスプリンターズS(G1)に優勝した
  • 残した3世代の産駒から活躍馬の出現が期待される
    残した3世代の産駒から活躍馬の出現が期待される

 7月5日、第2回小倉競馬第4日第2競走の2歳未勝利戦(芝・右1,200m)において、永島まなみ騎手が騎乗したリエーヴェが1分10秒8のタイムで1着となり、父のジャンダルムはJRA初勝利を記録した。

 2歳新種牡馬によるJRA初勝利は、エフフォーリア、サリオス、ハイランドリールに次いで4頭目。ジャンダルムにとっては出走10頭、延べ13戦目で記念すべきJRA初勝利を歴史に刻んだ。

 うれしいJRA初勝利をあげたジャンダルムは、父がキトゥンズジョイ、母がビリーヴ、母の父がサンデーサイレンスという黒鹿毛のアメリカ産馬。母は2002年のスプリンターズS(G1)、2003年の高松宮記念(G1)、2003年の函館スプリントS(G3)、2002年のセントウルS(G3)などを制覇した2003年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬で、2008年の阪神C(Jpn2)と京阪杯(G3)で2着、2009年の安田記念(G1)で3着になったファリダットと2017年のアイビスサマーダッシュ(G3)で2着になったフィドゥーシアは半兄になる。

 ジャンダルムは現役時代、芝のスプリントからマイルの重賞競走で活躍。デビューした2017年にデイリー杯2歳S(G2)でカツジやケイアイノーテックらを退けて重賞初制覇を飾った。

 その後も重賞競走で上位争いを演じ、2022年のオーシャンS(G3)で5年ぶりに重賞勝利。秋のスプリンターズS(G1)ではナランフレグ、ナムラクレア、シュネルマイスター、ファストフォースといったスピード自慢を相手に1分07秒8のタイムで先頭を駆け抜け、うれしいG1初制覇と母仔制覇を成し遂げた。

 現役引退後の2023年に新ひだか町静内田原にあるアロースタッドで種牡馬入り。初年度産駒の血統登録数は55頭になる。供用3年目の昨年2月に事故のため10歳の若さで急死。残した産駒は3世代で今年生まれる当歳がラストクロップになる。

 産駒のJRA初勝利にアロースタッドは「デビュー戦が2着でしたから期待していました。レースでは父から受け継いだスピードで力強いパフォーマンスを見せてくれたとおもいます。産駒は3世代しか残せませんでしたが、そのなかから父を超えるような活躍馬が出てきてくれたらうれしいです」と話した。