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「九州1歳市場」が日本軽種馬協会九州種馬場で行われる

  • 2026年06月25日
  • 最高価格のスマイルハライト2025
    最高価格のスマイルハライト2025
  • 最高額で落札されたスマイルハライト2025
    最高額で落札されたスマイルハライト2025
  • 高額第2位メイショウセグレタ2025
    高額第2位メイショウセグレタ2025
  • 牝馬最高価格馬ヘブンリーフレグランス2025
    牝馬最高価格馬ヘブンリーフレグランス2025
  • ヘブンリーフレグランス2025落札シーン
    ヘブンリーフレグランス2025落札シーン
  • 挨拶する柏木務会長
    挨拶する柏木務会長
  • セール前には引き馬による比較展示が行われた
    セール前には引き馬による比較展示が行われた
  • セール会場となったJBBA九州種馬場
    セール会場となったJBBA九州種馬場

 九州地区で唯一行われている1歳馬市場「九州1歳市場」が九州軽種馬協会の主催により、6月23日、鹿児島県大崎町の日本軽種馬協会九州種馬場で行われた。

 上場頭数は35頭(前年比増減なし)で、購買登録者数は92名(同15名減)。上場頭数の54.3%に相当する19頭(牡14、牝5)が購買され、総額71,940,000円(税込、以下同)を売り上げた。売却頭数、総売上げがレコードだった前年には及ばなかったものの売却頭数は、開催地を現在の九州種馬場で行うようになった1999年以降で歴代第3位の頭数を記録。売上総額も昨年、一昨年に次ぐ歴代第3位を記録した。なお、オンラインビッドによる落札は前年1頭増の3頭。8,140,000円を記録した。

 開催に先立って九州軽種馬協会の柏木務会長は「たくさんの方にご来場いただき、感謝申し上げます。現在、九州軽種馬協会では活気ある市場開催に向けて、役職員一団となって頭数確保に頑張っておりますが、九州地区は生産頭数が増えており、また佐賀競馬場、小倉競馬場で多くの九州産馬限定競走をご用意いただいている事から、今後はさらに盛り上がるものと思っております。この場を借りてご協力に感謝申し上げます。また、5月に佐賀競馬場で行われた九州産馬新馬戦では上位3着までを当市場取引馬が占めました。こういったご支援に応えるべく、生産者も頑張っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」とあいさつし、多くの購買を呼び掛けた。

 最高価格は、宮崎県のホースファーム Jinmuが生産した上場番号11番「スマイルハライト2025」(牡、父ダノングッド)の7,260,000円。九州地区で1年間だけ供用された父の初年度産駒で、母は佐賀競馬で1勝。半姉ココニイルヨに続いてJRA日本中央競馬会によって落札された。JRA宮崎育成牧場の岩本洋平業務課長は「半姉も良いものを持っていたが、姉以上に馬格に恵まれており、同じような動きができれば期待できる馬に育ってくれると思う」と期待している。

 高額第2位は、宮崎県の福永恵蓮氏生産の上場番号20番「メイショウセグレタ2025」(牡、父ネロ)。母は兵庫競馬で3勝、おじに兵庫ジュニアGP(Jpn2)、サマーCh(Jpn3)いずれも2着で、ジュライSなどJRA 5勝のメイショウテンスイがいる血統。佐賀県馬主会の亀岡和彦氏によって6,710,000円で落札された。

 また、牝馬では熊本県のよかうまプロダクションが生産した上場番号33番「ヘブンリーフレグランス2025」(父フォーウィールドライブ)の4,070,000円。豪州産の母は未出走馬だが、おじにBRCブリスベンC(G2)優勝馬ベンジーニがいる血統。オンラインビッドにより、福田光博氏が落札した。

 この日、トップバイヤーとなったのは2頭を10,560,000円で購買したJRA日本中央競馬会。購買を担当した馬事部生産育成対策室の立野大樹上席調査役は「当初の予定通りの頭数を購買する事ができたが、上場馬は確実にレベルアップしている印象を受けた。今回、全体として結果が伴わなかった事は残念だったが、まだまだ勉強する事はあるはず。さらに上を目指して欲しい」とエールを送った。

 セール終了後、柏木務会長は「昨年の数字に届かなかったのは残念だが、まずまずの市場が開催できたと思う。九州地区は若い生産者が多く、生産頭数も増えている、来年は購買者の方々にもっとアピールできるような市場が開催出来ると思う」と1日を振り返った。