栄冠賞でダブルゲームが優勝
2024年生まれ世代の最初の重賞競走で、優勝馬には7月19日に函館競馬場で行われる函館2歳S(G3)への優先出走権が与えられる「JRA認定競走第51回栄冠賞(カラヴァッジオ賞)」が6月17日、門別競馬場ダート1,200mで行われた。
今年は5月28日に行われたウィナーズChに優勝したロゼットリボンなど、9頭のフレッシュCh競走優勝馬含む10頭がエントリー。ハイレベルな戦いが予想される1戦となったが、勝ったのは好位のインを進んだ1番人気ダブルゲーム。直線入り口で逃げたコパノシチリアを交わすと、そのまま1分14秒6(良)のタイムで先頭ゴールイン。0秒5差の2着には逃げたコパノシチリアがそのまま粘り込み、さら0秒1差3着には先行した7番人気バドラという結果になった。なお、ウィナーズCh競走に勝って2番人気の支持を受けていたロゼットリボンは互角のスタートを切ったものの道中でポジションを下げて5着だった。
ダブルゲームを管理した角川秀樹調教師の重賞勝利は、前週の北海優駿(優勝馬ゴッドバロック)に続くもので今年6勝、通算151勝目。手綱を取った桑村真明騎手にとっては、5月28日のヒダカソウC(優勝馬バレンタインケーキ)に続く重賞勝利で今年3勝、通算75勝目のタイトルとなった。
勝ったダブルゲームは、新冠町のマリオステーブル生産馬。父モーニンは、2023、2025年のNAR2歳チャンピオンサイアーで、母ハクシンライラックも、ここ門別競馬場でデビューし、初勝利を記録したのち兵庫競馬へと移籍して2勝。合計3つの勝ち星を記録して、マリオステーブルで繁殖生活をスタート。本馬は、その第6仔。半兄には兵庫競馬の現役10勝馬グリューンヴァルトや南関東の4勝馬ユウユウクラージュなどがいる血統。さかのぼればスプリンターズS 2勝のメイワキミコや皐月賞馬ハワイアンイメージなどもいるファミリーだ。
昨年の北海道市場オータムセールに上場されたところ、(株)glitter Gによって7,040,000円(税込)で落札。5月26日のフレッシュチャレンジ競走ダート1,100m戦でデビューすると2着馬に8馬身差をつけて初陣を飾り、そこから中2週。角川秀樹調教師は「キャリアの浅い2歳馬だけに、心配な点がないとは言えませんが、前走勝ったあとも順調で、無事にこのレースを迎えることができました」と、やや慎重な構えを見せながらのエントリーだったが単勝2.0倍という圧倒的人気に応える快勝劇に「勝ててほっとしています。今後の事はまったく未定」とレース後は笑顔になった。一方、手綱を任された桑村真明騎手も「レースの前、プランは決めていませんでしたが、同じ厩舎のコパノシチリアが逃げたで、その後ろのポジションになりました」とレースを振り返り「勝てて良かったです。距離延長、コーナー4つもクリアしてくれると思う」と愛馬に自信をのぞかせた。















