ホッカイドウ競馬で2023年供用開始種牡馬産駒限定の2歳新馬戦が行われる
5月13日、日高町富川駒丘にある門別競馬場にて開催されているホッカイドウ競馬の令和8年度第3回門別競馬1日目の第6競走において、2023年供用開始種牡馬産駒限定の2歳新馬戦、JRA認定競走フレッシュチャレンジ競走(ダート外1,100m)が行われた。
この2歳新馬戦は2023年から実施。2歳戦を売りにするホッカイドウ競馬ならではの限定競走で、その年の本邦初年度産駒しか出走できない人気企画になっている。
2023年供用開始種牡馬産駒限定競走には、インティ1頭、オメガパフューム5頭、ケイティブレイブ1頭、ストラクター1頭、チュウワウィザード1頭、ヒガシウィルウィン1頭、ホットロッドチャーリー1頭、マカヒキ1頭の合計12頭の産駒が出走。一番人気には3月12日に行われたダート800mの競走能力・発走調教検査において、50秒3を計測して第1位入線したドッカンキャベツが支持された。
注目の競走は互角のスタートから好ダッシュで先手を奪ったドッカンキャベツが、終始楽な手応えで4コーナーを通過すると、最後の直線ではあっという間に後続を引き離し、2着以下に大差をつけてゴール。タイムは1分08秒7だった。
楽勝したドッカンキャベツは父がホットロッドチャーリー、母がララベル、母の父がゴールドアリュールという黒鹿毛の牝馬。母は2017年のJBCLクラシック(Jpn1)などを制覇した2014年のNAR2歳最優秀牝馬、2015年のNA3歳最優秀牝馬、2017年のNAR4歳以上最優秀牝馬の受賞馬で、吉田哲哉氏が所有、五十嵐冬樹厩舎が管理、生産が千歳市東丘にある社台ファームになる。
愛馬の勝利を見届けた馬主の吉田哲哉氏は「ドッカンとビックリしました(笑)。いままでの調教の過程などを聞いていたので、スタートがどうかなとだけおもっていましたが、ゲートを出たあとは安心して見ていました。小さいころのドッカンキャベツは、そんなに体質がよい馬ではなかったので、自分で所有することになりました。うまく成長してくれて、性格も穏やかなところがありますので、それが競馬にいってどうかな、という心配はありました。お父さんのホットロッドチャーリーはスピードのある競走馬でしたけれども、種牡馬としては未知数でしたが、父親のよいところが出たのかなとおもっています。ホットロッドチャーリーの子どもは、5日の2歳新馬戦でもアペリティーヴォが勝ちました。2頭とも強い勝ち方で本当に楽しみな種牡馬です。能検(能力検査・発走調教検査)のあとも混んで、アペリティーヴォが勝ったあとも混んで、社台スタリオンステーションで毎日混んでいます。これでさらに混むかもしれませんね。ドッカンキャベツはお母さんのララベルに負けないくらいの馬になってほしいとはおもいますけれど、まずはホッカイドウ競馬で、どのレースになるかはわかりませんけれども、大きいところを獲れたらいいのかなとおもっています」と話した。
調教師の五十嵐冬樹氏は「馬体重はこの馬なりに良いですが、まだちょっと寂しいかなという印象です。冬毛が抜けてきて毛艶もようやく良くなってきました。自分としてはまだ体つきなど納得していませんが、それでこのパフォーマンスですから楽しみです。このあとどうするかは馬の状態を見てからですね」と話した。
ホットロッドチャーリーは父がオックスボウ、母がインディアンミス、母の父がインディアンチャーリーという黒鹿毛の8歳。現役時代は2021年のペンシルヴァニアダービー(G1)、2022年のルーカスクラシックS(G2)、2022年のアルマクトゥームチャレンジR2(G2)、2021年のルイジアナダービー(G2)を制覇するなど、19戦5勝の成績を収めた。
2023年から安平町早来源武にある社台スタリオンステーションで種牡馬として供用開始。初年度産駒は82頭が血統登録されている。















