2026JRAブリーズアップセール上場予定馬の騎乗供覧が行われる
今年で22回目を迎えるJRAブリーズアップセール上場予定馬の騎乗供覧が27日、千葉県の中山競馬場で行われ、翌日のセールに上場を予定している77頭(牡40頭、牝37頭)が順調な仕上がり具合をアピールした。
JRAブリーズアップセールは、JRAが全国のサラブレッド1歳市場で購買した馬と、JRA日高育成牧場で生産し、北海道浦河町の日高育成牧場と九州の宮崎育成牧場生産育成研究の目的で育成調教した馬を中央競馬の馬主に売却する2歳トレーニングセール。公開調教における時計の速さではなく、馬の走行フォームや出来栄えなどをアピールするとともに、上場馬に関する情報を充実させ、分かりやすく参加しやすい運営を目指している。
この日は午前中に降った雨の影響で不良馬場。騎乗供覧にはJRA騎手過程生徒8人も参加して、ゴール前2ハロンから時計を計測して、購買者にアピールした。
2ハロンの合計タイムで最速をマークしたのは、昨年のサマーセールで購入した「ツウカイエオス2024(牡、父フォーウィールドライブ)」の23秒1(11秒8~11秒3)。JRA職員が騎乗し、回転の速いフットワークで栗毛の馬体を躍動させた。2025年に北海道スプリントC(Jpn3)、サマーCh(Jpn3)、東京盃(Jpn2)とダートグレード競走の短距離重賞を3連勝したヤマニンチェルキやネクストスター北日本に勝ち、北海優駿2着バリウィール、ネクストスター高知を逃げ切ったドライブアウェイなどを送り出した父の3世代目産駒。母はJRAからホッカイドウ競馬に移籍して5勝を記録した快足馬で2009年の仁川Sを勝ったエスケーカントリーを叔父に持つ血統馬だ。
1ハロン計測で最速タイムを記録したのはセレクションセール購入馬のポルケテスエーニョ2024(牝、父インディチャンプ)の23秒3(12秒1、11秒1)。こちらも騎乗したJRA職員が手綱を抑えたまま好タイムを記録した。初年度産駒からチューリップ賞(G2)に勝ったタイセイボーグなどを送り出したインディチャンプ産駒で、母は2016年にファンタジーS(G3)を勝ったミスエルテの半姉という血統。近親には昨年のフィリーズレビュー(G2)で豪快な末脚を披露したショウナンザナドゥや、2024年フラワーC(G3)を勝ったミアネーロなどがいる血統だ。
なお、この日発表されたセール台付価格で最高価格(1,540万円(税込))のワールドイズマイン2024(牡、父アドマイヤマーズ)は伸びやかなフットワークで楽に24秒7(12秒7~12秒0)を記録した。この馬はセレクトセール購入馬、外国産競走馬として輸入され、JRAで2勝をあげた母の第2仔にあたる。
また新種牡馬産駒では、スプリンターズS(G1)を制したジャンダルム産駒のサマーセール取引馬マンテラライ2024(牝、母の父Catcher In The Rye)が、23秒5(11秒8、11秒7)で最億タイムを記録し、カラヴァッジオ産駒のブライトメッセージ(牡、母の父シンボリクリスエス)は騎手候補生を背に23秒8(12秒2~11秒6)を記録して、これに続いた。
せり当日は、午前9時30分から実馬展示が行われ、せりは12時からスタートする予定だ。















