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ローレルリバーがビッグレッドファームにスタッドイン

  • 2026年03月27日
  • スタッドインしたローレルリバー
    スタッドインしたローレルリバー
  • 長旅の疲れも見せず元気な姿でビッグレッドファームに到着した
    長旅の疲れも見せず元気な姿でビッグレッドファームに到着した
  • 種付料は受胎条件2,500,000円に決定
    種付料は受胎条件2,500,000円に決定

 3月24日16時過ぎ、新冠町万世にあるビッグレッドファームに、今シーズンから種牡馬として新たに供用を開始するローレルリバーがスタッドインした。

 スタッドインしたローレルリバーは牡8歳の鹿毛。父がイントゥミスチーフ、母がカームウォーター、母の父がエンパイアメーカーというアメリカ産馬で、2004年の凱旋門賞(G1)、2004年のパリ大賞(G1)、2005年のガネー賞(G1)、2004年のジャンプラ賞(G1)、2003年のクリテリヨムアンテルナシヨナル(G1)などを制覇し、父として2020年の有馬記念(G1)などを制覇したクロノジェネシス、2010年の菊花賞(G1)などを制覇したビッグウィークなどを送り出したバゴ、1989年のモルニー賞(G1)、1989年のサラマンドル賞(G1)などを制覇し種牡馬としても数々の活躍馬を送り出したマキアヴェリアン、2024年の阪神C(G2)、2023年のキーンランドC(G3)、2023年のシルクロードS(G3)、2022年の函館スプリントS(G3)、2021年の小倉2歳S(G3)などを制覇したナムラクレア、2017年のフラワーC(G3)などを制覇したファンディーナなどと同じ一族になる。

 ローレルリバーの競走成績は11戦6勝2着2回。2020年にデビューし、2022年のパットオブライエンS(G2)で重賞初制覇を果たした。2024年のブルジナハール(G3)を制覇すると、続くドバイワールドC(G1)では、大外枠から持ち前のスピードを生かして先手を奪うと後続を突き放し、2着のウシュバテソーロ以下に8.5馬身差をつけ圧勝。G1初制覇を成し遂げた。このパフォーマンスが評価され2024年世界ベストレースホースランキングはレーティング128(I)で第1位タイになった。

 父イントゥミスチーフは昨年まで7年連続で北米リーディングサイアーに輝く大種牡馬。日本では公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場にて供用されているミスチヴィアスアレックスに次ぐ後継種牡馬になる。

 ビッグレッドファームゼネラルマネージャーの蛯名聡氏は「本来ならば今週末のドバイワールドC(G1)でフォーエバーヤングと対決するのを見てみたかった気持ちはありましたけど、それ以上の楽しみがきたかなとおもっています。アメリカで見せたスピード、ドバイワールドC(G1)で8馬身半差で逃げ切ったスピードがありますし、馬体を見ても素軽く筋肉量があるので、じゅうぶん芝のスピードにも対応できるのかなとおもいました。種付シーズン途中からのスタートになりますが、シンジケートのメンバーの方々と協力して、少しでも種付頭数を増やして初年度産駒から活躍馬を出したいですね。なるべく早く試験種付、臨時種畜検査を済ませて、種付けにゴーサインを出したいです。おかげさまで種牡馬導入が発表されてから過去にないほどの問い合わせをいただき、反響の大きさに驚いているところです」と話した。

 用意された馬房は、2005年のドバイワールドC(G1)を制覇したあとビッグレッドファームで種牡馬生活を送り、昨年死亡したロージズインメイが暮らしたところと同じ。蛯名聡氏は「意識していなかったのですが、さっき入るところを見て一緒だなとおもいました。ロージズインメイは長く種牡馬として活躍馬を出してくれましたが、ローレルリバーにはロージズインメイ以上の活躍を期待しています。ロージズインメイはダートのG1馬しか出せなかったので、なんとか芝のG1馬も出してほしいですね」と夢を広げた。

 3月26日にシンジケート設立総会が開かれ、種付料は受胎条件2,500,000円(フリーリターン特約付き)と発表された。