ひだかうまキッズ探検隊2025ふりかえり会が行われる
3月17日夜、新ひだか町静内古川町にある新ひだか町公民館1階大会議室において、ひだかうまキッズ探検隊2025ふりかえり会が行われた。
ひだかうまキッズ探検隊2025は、JRA日本中央競馬会による特別振興資金助成事業のひとつ。日高管内の小学校3年生から6年生を対象にした馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組みで、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowa(糸井いくみ代表)が主催している。
ひだかうまキッズ探検隊の取組は今年度で9年目。今年度は、パンサラッサを生産した木村秀則牧場とパンサラッサを種牡馬として繋養するアロースタッド、新ひだか町の乗馬施設であるライディングヒルズ静内、生産から育成、種牡馬事業までを手掛ける総合牧場として知られるビッグレッドファーム、サラブレッドの生産・育成・研究施設であるJRA日高育成牧場と軽種馬の育成調教技術の改善・普及や軽種馬の育成調教技術者の養成などを行う公益財団法人軽種馬育成調教センター、札幌記念(G2)や札幌2歳S(G3)などの舞台として知られる札幌競馬場、引退競走馬を管理するひだか・ホース・フレンズとノーザンレイク、国内で唯一、軽種馬生産に関する専門的な授業を取り入れている北海道静内農業高等学校、カリフォルニアクロームやシニスターミニスター、マカヒキ、タイトルホルダーをはじめとした有名種牡馬を数多く繋養するアロースタッドとレックススタッド、門別競馬場で行われるJBC競走のJBC2歳優駿(Jpn3)、どさんこの研究などを行っている国立大学法人北海道大学北方生物圏フィールド科学センター静内研究牧場、伐採した木を馬によって運搬している厚真町にある西埜馬搬と、日高管内の軽種馬関連施設を中心に合計11回、馬に関するさまざまな仕事や知識について学んできた。
その総まとめとなるふりかえり会には、ひだかうまキッズ探検隊2025の隊員やその家族、一般社団法人umanowa代表の糸井いくみ氏、ひだかうまキッズ探検隊2025を受け入れた軽種馬関連施設の関係者などが出席。競馬ソングシンガーとして多方面で活躍するブルーノ・ユウキ氏が司会進行を務めた。
ふりかえり会では最初に子どもたちが、ひだかうまキッズ探検隊2025の感想を発表。「ビッグレッドファームでゴールドシップに会って、その迫力にびっくりしました」、「牧場や種牡馬で馬の迫力と可愛さを体感できました」、「3年間参加して馬がますます好きになりました」、「高校生のお兄さんやお姉さんと話せたり、おうまさんの世話をしたり、餌をあげたりして楽しかったです」、「BTCで研修生が乗る木馬に乗れてうれしかったです」、「札幌競馬場の訪問が印象に残っています。バックヤードなどふだんは入れない場所に入れてが楽しかったです」、「西埜馬搬での輓馬でのそり体験や雪合戦、森で働く馬の見学が楽しかった」、「北大牧場でのどさんこの放牧地の移動が楽しかった。スープカレーがおいしかった」など感謝の言葉を述べた。
続いて、探検隊を受け入れた木村秀則牧場の木村秀則氏、ビッグレッドファームの長田基洋氏、レックススタッド代表で一般社団法人札幌馬主協会会長理事の岡田牧雄氏、アロースタッド事務局(株)ジェイエスの野呂祐之介氏、ひだか・ホース・フレンズを運営する日高軽種馬農業協同組合業務部長の小島謙治氏らに、子どもたちが記念品を贈呈。木村秀則氏は「子供たちの成長を実感しました。馬を好きでい続けてほしいですし、小さな牧場ですがいつでも遊びに来てほしいです」、小島謙治氏は「体験したことを糧にして馬について興味を深めてほしいです」などとメッセージを送った。
記念品贈呈のあとは、全11回の活動をふりかえる動画を放映。ブルーノ・ユウキ氏と子どもたちによるひだかうまキッズ探検隊のテーマソングが披露された。
最後は糸井いくみ氏があいさつ。「ひだかうまキッズ探検隊は来年で10年目を迎えます。正直、自分がここまで続けられるとはおもっていませんでした。毎年1年先が未定のような状態でひたすらやってきました。
今年から新ひだか町の事業から自主事業に変わりまして、新ひだか町以外の子どもたちにもということで日高管内で募集をかけた次第です。毎回、子どもたちに楽しんでもらったり、興味を持ってもらうにはどうしたらよいか、協力してくださる関係者のみなさまと相談しながら取り組んできました。子どもたちみんなそれぞれ思い出に残るプログラムがあって、ほんとうにみなさんの発表を聞いていてとてもうれしかったです。
すでに来年度へ向けて準備を始めているところです。日高管内でいろんなことを体験してもらいたいなというところはあるんですけれども、毎年1つ、もしくは2つ新しいことを入れて、よりみんなが馬を好きになってくれるようにしたいです。馬って本当にいろんな方向性があります。競馬もそうだし、乗馬もそうだし、働く馬も今回初めて見たかとおもいます。自分にとって馬がどんな存在なのかっていうのは、これからもずっと考えていてほしいです。そして、馬をもっともっと好きになって親友のような存在、馬のどこかで見つけてほしいなっていうふうにおもっています。ほんとうに一年間、ありがとうございました」と述べた。















