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ニシノデイジーの初年度産駒が誕生

  • 2026年03月17日
  • 村上欽哉牧場で生まれたニシノデイジーの初年度産駒
    村上欽哉牧場で生まれたニシノデイジーの初年度産駒
  • 放牧地でも元気いっぱい
    放牧地でも元気いっぱい
  • 種牡馬生活2年目のニシノデイジー
    種牡馬生活2年目のニシノデイジー

 1月20日に新冠町新栄にある村上欽哉牧場にて誕生した、ニシノデイジーの初年度産駒がお披露目された。

 お披露目されたのは栗毛の牝馬。母はタッチオブピンクで、2024年と2025年の大阪杯(G1)を連覇したベラジオオペラ、2000年の皐月賞(G1)と菊花賞(G1)を制覇したエアシャカール、2005年の秋華賞(G1)を制覇したエアメサイア、2001年のケンタッキーダービー(G1)を制覇したモナーコス、名種牡馬として一時代を築いたブライアンズタイムなどと同じ一族になる。

 村上欽哉牧場代表の村上欽哉氏は「53kgほどの大きさで生まれてきました。生まれてから15分くらいで立ち上がりました。生まれたときからしっかりとした印象です。放牧地での俊敏な動きは目を見張るものがあります。ニシノデイジーは2歳戦から3歳クラシック、障害競走と息の長い活躍をしました。父はオーナーも愛着のあるニシノフラワーの血統です。父と同じように長く楽しめる競走馬になってくれたらうれしいです」と話した。

 ニシノデイジーは父がハービンジャー、母がニシノヒナギク、母の父がアグネスタキオンという10歳の鹿毛。3代母は1991年の阪神3歳牝馬S(G1)、1992年の桜花賞(G1)、1992年のスプリンターズS(G1)などを制覇したニシノフラワーという血統で、浦河町西幌別にある谷川牧場の生産になる。

 ニシノデイジーの競走成績は32戦6勝2着3回3着4回。2018年にデビューし2戦目で初勝利をあげると、3戦目の札幌2歳S(G3)で重賞初制覇を飾った。続く東京スポ杯2歳S(G3)で重賞を連勝。2019年の3歳クラシック競走へ駒を進めた。

 6歳春に障害競走に転向すると障害飛越の素質が一気に開花。障害転向4戦目、初の障害重賞競走出走となった2022年の中山大障害(JG1)で絶対王者のオジュウチョウサンを退けて平地と障害の重賞競走制覇を成し遂げた。2024年には2年ぶり2度目の中山大障害(JG1)制覇を飾り、JRA賞最優秀障害馬に選出された。

 現役引退後の2025年から新冠町西泊津にある白馬牧場にて種牡馬入り。種牡馬1年目は24頭と交配したという。2026年の種付料は受胎条件200,000円(フリーリターン特約あり)に設定されている。