馬産地ニュース

日本産馬が韓国に輸出される

  • 2026年03月17日
  • コリアC(G3)連覇のクラウンプライド
    コリアC(G3)連覇のクラウンプライド
  • コリアスプリント(G3)連覇のリメイク
    コリアスプリント(G3)連覇のリメイク
  • 韓国へ輸出される北海道市場で取引された明け2歳馬
    韓国へ輸出される北海道市場で取引された明け2歳馬

 3月10日、昨年の北海道市場において韓国のバイヤーが購買した明け2歳馬と韓国国際招待競走優勝経験馬という日本産馬が韓国へ輸出された。

 輸出されたのは、昨年の北海道サマーセールにて、2,640,000円(税込、以下同)で売却されたブルドッグボス産駒の牡馬になるノーフェイト2024、4,070,000円で売却されたミスチヴィアスアレックス産駒の牡馬になるモリトアリュルヒメ2024、7,150,000円で売却されたスズカコーズウェイ産駒の牡馬になるフレンドゾーン2024、7,700,000円で売却されたエスポワールシチー産駒の牡馬になるパフュームボム2024、13,750,000円で売却されたベストウォーリア産駒の牡馬になるプライドマイセルフ2024、昨年の北海道オータムセールにて、3,960,000円で売却されたジャンダルム産駒の牡馬になるスズカエンジェル2024と5,720,000円で売却されたドレフォン産駒の牝馬になるバンパークロップ2024という明け2歳馬7頭と、種牡馬として購買されたクラウンプライドとリメイクの合計9頭。9頭は3月1日に輸出検疫のため白老町社台にある公益社団法人日本軽種馬協会胆振輸出検疫施設に入厩し、9日間の検疫を終えて3月9日夕方、千葉県にある成田国際空港へ向け退厩した。

 種牡馬になる2頭は現役時代、ともに栗東の新谷功一厩舎に所属。ともに韓国国際招待競走優勝馬という肩書がある。

 クラウンプライドは父がリーチザクラウン、母がエミーズプライド、母の父がキングカメハメハという牡7歳の黒鹿毛。千歳市東丘にある社台ファームの生産馬で、2023年の福島記念(G3)などを制覇したホウオウエミーズ、2007年に北海道2歳優駿(Jpn3)などを制覇しNARグランプリ2歳最優秀馬に選出されたディラクエなどと同じファミリーになる。

 クラウンプライドの競走成績は24戦6勝2着5回。2022年のUAEダービー(G2)、2024年のマーキュリーC(Jpn3)、2023年と2024年のコリアC(G3)などを制覇したほか、2022年のチャンピオンズC(G1)2着、2022年のJBCクラシック(Jpn1)2着、2023年の帝王賞(Jpn1)2着と国内外のダート重賞競走で長く活躍した。

 リメイクは父がラニ、母がサニエル、母の父がキングカメハメハという牡7歳の栗毛。新冠町美宇にあるノースヒルズの生産馬で、日本軽種馬協会静内種馬場にて種牡馬として供用され、2004年の高松宮記念(G1)優勝馬サニングデールなどを送り出したウォーニング、英・愛ダービー馬で日本で種牡馬生活を送ったコマンダーインチーフなどと同じファミリーになる。

 リメイクの競走成績は22戦9勝2着3回3着2回。2022年のカペラS(G3)、2024年のリヤドダートスプリント(G3)、2023年のクラスターC(Jpn3)、2023年と2024年のコリアスプリント(G3)を制覇したほか、2023年のJBCスプリント(Jpn1)で2着になるなど、国内外のダートスプリント重賞戦線で活躍した。

 コリアC(G3)を制覇した日本産馬の韓国での種牡馬入りは、クリソライト、ロンドンタウンに次いで3頭目、コリアスプリント(G3)を制覇した日本産馬の韓国での種牡馬入りははじめて。2頭はいずれも済州島にあるイシドールファームで繋養される予定という。