帯広競馬場で国際女性デーイベントが行われる
3月8日、帯広市西13条南9丁目にある帯広競馬場において、国際女性デーに合わせたイベントが行われた。
国際女性デーは、1904年にニューヨークで行われた婦人参政権を求めるデモを起源とし、1975年に国連によって制定された記念日。女性の社会的、経済的、文化的、政治的な成果を称えるとともに、ジェンダー平等の推進や女性の権利を守るための行動を再確認する日とされる。世界中で啓発活動やイベントが行われ、イタリアではミモザの日として女性に感謝を込めてミモザの花が贈られる習慣があるという。
イベントには浦和競馬場の調教師である入口由美子氏と平山真希氏、川崎競馬場の調教師である安池成実氏、名古屋競馬場の調教師である沖田明子氏と宮下瞳氏、金沢競馬場の調教師である高橋優子氏、高知競馬場の調教師である宮川真衣氏、帯広競馬場の調教師である谷あゆみ氏という地方競馬場で活躍する8人の女性調教師が参加。現役の女性調教師全員が一堂に会すのは地方競馬でははじめてとなる。
場内1階中央南側特設ステージにおいて行われたトークショーは2回に分けて8人が登壇。競馬ライターとして活躍する井上オークス氏の司会で、競馬の社会に入ったきっかけや調教師になった動機、ばんえい競馬の印象、自分が所属する競馬場の特色、調教師としての方針などを話した。
8人のなかで最も調教師としてのキャリアがある安池成実氏は「昔はトイレが男女共用で環境が劣悪だったが、いまは整備されて働きやすくなりました」。ほかの調教師を迎える立場になった谷あゆみ氏は「ばんえい競馬でも女性の厩務員が増えてきています。くじけないよう励ましながら支えていきます」、高橋優子氏は「金沢競馬場も女性が増えてきています。馬の世話は女性に向いているとおもうのでもっと増えてほしい」、宮川真衣氏は「高知競馬場も女性が一気に増えました。馬によって担当を男性か女性かで考えるときもあります」と話した。
今後の目標について平山真希氏は「現状に満足せずに浦和競馬を後押しできるよう頑張っていきたい」、沖田明子氏は「今年は70勝が目標。新しくなった名古屋競馬場は予想が難しいといわれるようになりましたが、皆さま頭を使って上手に馬券を当ててください」、宮下瞳氏は「人馬ケガなく雰囲気の良い厩舎をつくりたい」、入口由美子氏は「ひとつひとつ勝利を重ねて重賞を勝ち、いつかは海外にも挑戦したいです」と語った。
8人は実況放送「ばんスタ」にも出演。協賛競走として実施された第7競走のミモザ賞では、優勝馬との記念撮影も行った。
また、場内では先着500人に国際女性デーイベント冊子と入浴剤をプレゼント。国際女性デーの概要および趣旨を紹介するパネルや女性調教師や帯広競馬場で働く女性スタッフの業務を紹介する、国際女性デー啓発「ミモザブース」パネル展も開催された。















