義経神社で初午祭が執り行われる
2月13日、平取町本町にある義経神社(三上智彦宮司)において、令和8年初午祭が執り行われた。
義経神社は蝦夷地探検の命を受けた近藤重蔵らにより、寛政11年に義経の御神像が安置され祭られたのを始めとする古い歴史のある神社。初午祭は昭和48年ころから毎年2月の初午の日、もしくは午の日に行われる義経神社の伝統行事で、義経神社の御祭神である源義経公が騎馬武者で馬を大事にしたこと、また、この地方が日本有数の馬産地であることから、初午の日に祈願すれば願いがかなうと始まったという。
今年の初午祭には日高や胆振地区の軽種馬生産者、ホッカイドウ競馬関係者、JRA日高育成牧場場長の吉田年伸氏らJRA関係者、平取町関係者など約140人が参列。本殿前に集まった参列者は、神馬を先頭に参進行列で境内を一周し、本殿において号鼓、開式、修祓、一拝、献餞、祝詞奏上、玉櫛奉奠、一拝した。
今年の邪気を払う恒例の矢刺しの神事は、義経神社責任役員で(株)小林組・大基代表取締役の小林史明氏が行事者として神馬に騎乗。満66歳になる小林史明氏は直垂姿で、今年の歳破、凶方とされる子の方、北の方角へ向け、愛馬先勝を願う赤い矢、諸願成就と悪疫退散を願う紫の矢、家内安全と無病息災を願う金の矢と三本の破魔矢を騎射した。放たれた矢を拾った人には今年一年幸運が訪れるという言い伝えがあることから、参列者は矢を拾おうと懸命に落下点を目指して手を伸ばした。
赤い矢を手にしたのは日高町門別豊郷で生産牧場を営む石原牧場の石原美奈子さん。石原美奈子さんは「うれしいです。矢を取ったのは2回目です。馬が無事に生まれて、みんなが幸せになれるように祈っています」。紫の矢を手にした平取町川向にある清水牧場代表取締役の清水毅氏は「毎年参加していますが矢を取ったのは初めてです。新年早々うれしいです。今年は24頭生まれる予定ですが、人も馬もケガなく過ごせればとおもいます」、金の矢を手にした新ひだか町三石福畑にある沖田スタッド代表の沖田博志氏は「矢を取ったのは初めてです。とてもありがたいものをいただいたので、良い年になるとおもっています。頑張って精進します」と話した。















