イーストスタッドにて種牡馬展示会が開催される
2月4日、浦河町西幌別にあるイーストスタッドにおいて、種牡馬展示会が開催された。
種牡馬展示会の開催にあたり、イーストスタッド代表の谷川貴英氏は「おはようございます。今回、新種牡馬として3頭を展示します。ポタジェは大阪杯(G1)を勝ち、母親に関してはアメリカにてG1 6勝、古馬の牝馬チャンピオンになっております。血統も良い馬ですので、ぜひ検討していただきたいとおもいます。ボッケリーニについては重賞3勝、ラブリーデイの全兄弟ということで、この馬もまた血統の良い馬でございます。3頭目はメイショウハリオ。この馬はダートJpn1を4つ勝っています。パイロの後継種牡馬として確信しておりますので、ご検討のほどよろしくお願いいたします。20頭余りの展示となりますが、まだ配合決定をしていない方、すでに決定している方も、今日の展示を見てご検討よろしくお願いいたします」とあいさつ。種牡馬展示会ではイーストスタッドに繋養される種牡馬20頭と、浦河町東幌別にある辻牧場にて繋養され、イーストスタッドにて種付けを行う種牡馬5頭の合計25頭が展示された。
最初の展示はメイショウハリオ。現役時代に管理した調教師の岡田稲男氏は「おはようございます。メイショウハリオは、みなさんご存知の通り、決して早熟ではなく奥手な競走馬なんですけど、そのわりにといいますか、そのかわりに長く活躍できたとおもいます。まだ8歳の現役時代、まだまだやれたかなという感じがしました。ただ、現役時代にちょっと個人的にひとつ心残りだったのが、芝を試してみたかったんですよね、実は。この子の力強いバネと瞬発力、競走能力は、日本の一線級の芝でもじゅうぶん戦えたかなという気はしました。なので、配合を検討中の人は、芝、ダート問わず種付けてみたらどうかなと個人的にはおもいます。よろしくお願いします」とあいさつした。
メイショウハリオは帝王賞(Jpn1)を連覇し、マイルのかしわ記念(Jpn1)、ラストシーズンには川崎記念(Jpn1)も制覇。4代母コートリーディーは、重賞勝馬を7頭、そのうちG1勝馬3頭を輩出した名繁殖牝馬で、種牡馬トワイニングの母としても知られ、メイショウハリオのひとつ下の半弟には、重賞3連勝で2024年の天皇賞(春)(G1)を制したテーオーロイヤルがいる。種付料は受胎条件1,000,000円になる。
2頭目に展示されたボッケリーニは4歳の秋、重賞初挑戦となった中日新聞杯(G3)に勝ち、6歳時の目黒記念(G2)では、トップハンデをもろともせずに快勝し、7歳時には鳴尾記念(G3)を制覇した。母のポップコーンジャズはボッケリーニのほかにも、宝塚記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)を勝ち、JRA賞最優秀4歳以上牡馬に選ばれたラブリーデイを出す名牝。事務局は「本馬にも当然、種牡馬としての期待がかかります。種付料は受胎条件300,000円、出生条件500,000円です」と案内した。
3頭目のポタジェの種付料は、受胎条件500,000円、出生条件800,000円。事務局は「母ジンジャーパンチは、2007年のBCディスタフ(G1)に優勝し、同年のエクリプス賞最優秀古牝馬に選ばれた名牝。繁殖牝馬としても男馬相手に重賞4勝をあげたルージュバックを送り出しています。このような素晴らしい母系に、ディープインパクトを掛け合わせた超良血の本馬は、2018年のセレクトセール1歳市場で、205,200,000円(税込)というひじょうに高い評価を受けています。競走成績は24戦6勝。なんといっても最大のパフォーマンスは、大阪杯(G1)での走りで、前年の年度代表馬に選ばれたエフフォーリア、前走金鯱賞(G2)まで5連勝のジャックドール、前年の覇者レイパパレなどの強力メンバーのなか、好位追走から直線しっかり脚を伸ばし、G1タイトルを掴みました。文句のつけようのない超良血、そしてこの大阪杯(G1)でのパフォーマンスからも、必ずや種牡馬として成功してくれるものと期待しております」と説明した。
この日は好天に恵まれたこともあり、イーストスタッド繋養種牡馬をひと目見ようと約300人の牧場関係者が来場。展示される種牡馬のコンフォメーションやコンディションを確認する姿が見られた。















