馬産地ニュース

種牡馬視察研修が行われる

  • 2026年02月03日
  • 青年部員を問わず50人以上の牧場関係者が参加した
    青年部員を問わず50人以上の牧場関係者が参加した
  • 2026年の1シーズンの供用になるアメリカンファラオ
    2026年の1シーズンの供用になるアメリカンファラオ
  • 供用2年目を迎え万全の態勢というソットサス
    供用2年目を迎え万全の態勢というソットサス

 1月27日、浦河町軽種馬生産振興会青年部(田中駿部長)による、令和8年度種牡馬視察研修が行われた。

 浦河町軽種馬生産振興会は、浦河町浦河地区の牧場後継者らで組織。種牡馬視察研修は毎年1月に実施している青年部の恒例イベントで、本年は田中駿部長をはじめとした青年部員のほか、荻伏軽種馬生産振興会青年部の部員、浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場の職員、公益財団法人軽種馬育成調教センターの職員、浦河町と荻伏の青年部OB、浦河町の生産牧場や育成牧場の関係者など50人以上が参加した。

 朝早くに新ひだか町静内田原にある公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場に集合した視察団は、2015年のアメリカ三冠馬でエクリプス賞年度代表馬でもあるアメリカンファラオを見学。堂々とした立ち居振る舞い、立派な馬体から醸し出す王者の貫禄にため息を漏らした。ほかにも、昨年3月に入厩したソットサスもお披露目され、「昨年は入厩が遅れたため種牡馬展示会に間に合いませんでしたが、今年は準備万端、万全の態勢、コンディションでみなさまをお迎えいたします」と紹介された。

 このあと、青年部一行は新ひだか町静内田原にあるアロースタッドにて、2023年のドバイワールドC(G1)を制覇したウシュバテソーロ、2023年の天皇賞(春)(G1)を制覇したジャスティンパレス、2023年のJBCスプリント(Jpn1)などを制覇し、2022年、2023年と2年連続でNAR年度代表馬に輝いたイグナイター、JRA芝短距離重賞5勝という輝かしい実績を誇るトウシンマカオ、短距離のダートグレード競走で4勝をあげたジャスティンを、新ひだか町静内目名にあるレックススタッドにて、2021年の川崎記念(Jpn1)、かしわ記念(Jpn1)などを制覇したカジノフォンテン、エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアの半弟になるルペルカーリア、リアルスティールやラヴズオンリーユーの半弟になるバトルハーデンを、新冠町朝日にある優駿スタリオンステーションにて、2023年の日本ダービー馬タスティエーラ、2022年の皐月賞馬ジオグリフ、2024年の高松宮記念(G1)を制覇したマッドクール、ダートグレード競走3勝のドンフランキーを見学。午後からは日高町富川東にあるブリーダーズ・スタリオン・ステーションにて、2023年の皐月賞馬ソールオリエンス、2024年のJRA賞最優秀マイラーに選ばれたソウルラッシュ、2023年、2024年の金鯱賞(G2)を連覇したプログノーシスを、安平町早来厳美にある社台スタリオンステーションにて、2024年、2025年の大阪杯(G1)で連覇を成し遂げたベラジオオペラを見学した。

 種牡馬視察研修を主催した浦河町軽種馬生産振興会青年部部長の田中駿氏は「新種牡馬を種付シーズン前に確認できてとても勉強になりました。この種牡馬視察研修は種牡馬展示会と違い、新種牡馬を目の前でじっくりと時間をかけて視察できるので、参加された方は配合種牡馬の選定やコンフォメーションの確認ができたとおもいます。各種馬場のご協力に感謝申し上げます」と話した。